★ 先日、書店で本を買った中の一冊に「佐々淳行氏」の最新著作がある。
「私を通り過ぎた政治家たち」という本で、かなり注目されているらしい。
これについてはhttp://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/964961d6a7a13839c8ac54e52c19a517で、辛坊治郎氏のインタビューのyoutubeをUPしたので、まだご覧になっていない方はどうぞ。
佐々氏のお話はご自身の経験から書かれたもので、それについては諸説あることも当然だろうが、「石井一」氏については、こんなことがあったのか、と驚愕、と同時にあの「めぐみさんは死んでいる」という発言、しかも褒章のパーティーで言ったことが「それは北朝鮮に向かって言ったことか」と当ブログのコメンテーターKatachiさま、hopeさまたちが鋭い非難をされた。もっともである。
これで「日本の国会議員」だったのか、と今更ながら怒りを覚える。
当時、石井一氏は自民党だった。
「似非政治家の代表例、石井一」 佐々淳行氏の著作「私を通り過ぎた政治家たち」
国を滅ぼす愛国心のない似非政治家、あるいは利益や享楽を追いかけるポリティシャン、そうしたおよそ尊敬できない人士の中で、つい最近まで現役だったのが民主党の石井一氏だ。
私がまず腹に据えかねたのは、警視庁警備局で外事課長だった時のこと。
日本で最初のハイジャック、「よど号乗っ取り事件」(1970年3月)から3年ほど過ぎたころだ。
ある日、自民党訪朝団の一員として北朝鮮に行ってきたという石井一氏(当時は自民党)がアポをとってやってきた。
何事かと応対すると、平壌でよど号事件の犯人たちに会ってきたのだという。
「彼らは望郷の念に駆られておる。日本の警察が、もう彼らを逮捕しないと約束をすれば、帰ってきてもいいと言っている。
一生を棒に振らせるのもかわいそうじゃないか。
事件の捜査担当官は警察庁外事課長だと聞いてやってきた。
君が『逮捕しない』という約束するなら、私が連れて帰ってくる」というのである。
私はしばし唖然としてから言った。
「失礼ですけど、あなたは国会議員で特別職公務員、しかも政権政党の自民党の衆議院議員でしょう。
それなのに国の治安機関が、インターポールを通じて国際指名手配をしているのを、取り消せとおっしゃるのですか。
外事係長の私が『逮捕しない』などと約束することはできません。
あなたが国会議員であってこの問題を片づけたいと思うなら、なぜ彼らに『私が付き添っていくから警察庁に出頭しよう』と言わないんですか」
そう答えたら石井氏は激怒して血相を変えて「血も涙もない警察官僚め!」と罵って出ていった。
白昼、本当にそう言ったのだ。
そして佐々氏に無断で「伊丹空港廃止、跡地を巨大な官庁街にする」というプランを掲げ、「危機管理の専門家の佐々氏が支援するという」
講演会のチラシを勝手に作成、発送していたという。怒った佐々氏のところに、自民党の島村宣伸氏が「助けてやってください」と頼みに来た
という。もちろんそんな無断で案内状を何万枚も出していることなど、絶対に行かないと断ったという話。
佐々氏はこう締めくくる。
「日朝関係に力を入れてみたり、日中友好に乗ったりとおかしい。やはり政治屋の代表的な人物だと思う。
ところが2014年(平成26年)の春の叙勲では、なんと勲一等まで授与された。呆然とするしかない。
以上、佐々淳行氏の著作「私を通り過ぎた政治家たち」の104~106ページに書かれたことである。
日朝関係でこのように北朝鮮にすり寄る当時自民党の政治家たち、そういえば西村真悟議員がはじめて「拉致事件」を国会質疑したとき、
「言葉に気を付けろ!」と心無いヤジを飛ばしたのも当時の自民党であった。
これは当ブログに何度も取り上げた。
下記のリンクは当ブログで「石井一元議員」と「西村真悟議員がはじめて国会で拉致問題をとりあげた」ものである。

http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/077a957b4c08e516dc39f967282de005
★ またこの動画をUPしたくなった・・・自民党の良心、勇気ある国士、孤高の西田昌司議員
自民党は西田議員を片隅に追いやってはならない。安倍総理を実現させた国士でありながら閣僚を辞退し、「生涯一保守」と仰る。
西田 昌司先生 vs 菅 【BGMでシーンを最適化】