その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ロイヤルオペラハウス トゥーランドット

2008-12-28 07:48:50 | オペラ、バレエ (in 欧州)
 Myクリスマス最大イベントとして、ロイヤルオペラハウスにプッチーニの「トゥーランドット」を見に行って来ました。
 タイトルロールが風邪のため代役というアクシデントがありましたが、メリハリのある歌と演技、そして緊張感と優雅さが並立するオーケストラで、3幕2時間余りが息もつかせないほど充実した舞台でした。
 特に、カラフ役José Curaの「誰も寝てはならぬ」、Liù役Svetla Vassilevaの第3幕の独唱は、涙が出てきます。トゥーランドット代役のElizabeth Connellも良かったけど、あえて言えば、お姫様役にしてはちょっと歳が行き過ぎてるのが難でした。イヤーでも良かった、良かった。


Original Production:Andrei Serban
Revival Director:Jeremy Sutcliffe

Conductor :Nicola Luisotti
Princess Turandot:Elizabeth Connell
Calaf:José Cura
Liù:Svetla Vassileva
Timur:Paata Burchuladze


コメント (2)
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「日本の経営」を創る

2008-12-28 01:20:58 | 
 今日は土曜日でお休みなので、日本で買った三枝匡・伊丹敬之『「日本の経営」を創る』(日本経済新聞社、2008)を読みました。伊丹氏は一橋大学の経営学者です。三枝氏は企業再生を専門にキャリアを築いてきた、コンサルタントであり、現在は経営者としてミスミグループのCEOを務めています。

 二人の経営を巡る対談を本にしたものですが、根っからの三枝ファンである私には、三枝氏の持論を再確認する良い機会となりました。クールヘッド・ウオームハートを地で行く三枝氏の、経験に裏付けられた、骨太の経営改革論を学ぶことができます。

 今の仕事にも何かとヒントが多い本書は、これからも座右の書として繰り返し読んで行きたいです。
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