その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

3年ぶりのイギリス訪問 (10) 《BBCプロムス PROM35 STORY OF SWING》

2015-09-10 23:54:49 | 旅行 海外
夏のロンドンと言えば、プロムスは欠かせない風物詩。でも今回のような短い滞在では日程が合わなかったり、是非聞きたいと思う演目は既に売り切れだったりで、半ば諦めモードでした。それでも、駄目もとでボックス・オフィスを訪ねたら、あまり注目はしていなかったもののWeb上では売り切れだったコンサートにリターンチケットが出ていて、迷わずゲット。滞在最終夜、アルバートホールに突撃しました。



3年ぶりのプロムスの雰囲気は全然変わってませんでした。綺麗な円形ホールが美しい照明に照らされ、お祭り気分満載の会場はその場にいあわせるだけでウキウキします。







演目はいわゆる協奏曲、交響曲といったクラシック音楽とは趣が異なり、ジャズバンドによるジャズ演奏です。ジャズ創生期から現代に至るまでのSwing系のジャズナンバーを、2つのバンドが左右に分かれて共演と競演をするというなかなかエキサイティングな企画です。曲は聴いたことのあるものとないもののミックスでしたが、どれもリズミカルかつ耳に馴染みやすいもので、楽しさ満載でした。前に座っていた女性は途中で立ち上がって、踊りはじめたりするほど。

 私は前半は頑張れましたが、後半は、旅行最終夜ということもあって音楽とともに旅の疲れがどかっと噴出し、完全に意識喪失。UKジャズ界では有名な方々の出演だったようなので、ちょっともったいなかったかな。

 欲を言えば、好きな楽団、指揮者で好きなクラシック音楽を聴ければベストではありましたが、プロムス体験ができただけでも良しとしましょう。




19:30 Tuesday 11 Aug 2015
Royal Albert Hall

Clare Teal vocalist/presenter
Jamie Davis vocalist
Elaine Delmar vocalist, Proms debut artist
Guy Barker Big Band
Guy Barker conductor
Winston Rollins Big Band
Winston Rollins conductor

West End Blues/ Strttin' with Some Barbecue
Sing Me a Swing Song (and Let Me Dance)
Sugar Foot Stomp
King Porter Stomp
Prisoner of Love
Lester Leaps In
It Got It Bad (and That Ain't Good)
White Heat
Smoke Rings
Marie
Let Me Off Updown
(I got a Gal in) Kalamazoo
Skyliner

Interval

Trumpet Blues and Cantabile
Why Don't You Do RIght?
Livin'in the SUnlight, Lovin'in the Moonlight
Opus One
Handful of Keys
Lover Man
What Is This Thing Called Love?
Song of the Volga Boatmen
Minnie the Moocher
Sing, SIng, Sing
Proms 2015 Battle Royal (medley)
コメント (4)
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