今年最後の落語会です。
一花さんはホール落語やシブラクで何度か実演に接してますが、その歯切れのよい話しっぷりや声の良さ、真面目なお人柄(これは私の勝手な予想)が好きで、いろんなコンテスト系にも参加されているので、いつも応援している女性落語家です。
今回は初めての独演会への参加で、しかも会場が道楽亭というとってもディープな体験となりました。
20名ちょっとのキャパですから演者さんが目の前なのですが、しかも今回は最前列。ホント、手を伸ばせば届く距離です。この近さは聞く方も緊張感あります。
演目は「馬大家」「のめる」「文七元結」の3本。今回感心したのは文七元結。有名な人情話で、この秋NHKでやってた「一之輔の落語入門」でも紹介されてましたが、私は実演で聞くのは初めて。
一花さん迫真の話しっぷりで物語の世界にたっぷり引き込まれました。一花さんにはこういう人情話がとっても良く似合います。演じ分けで各登場人物の人物像も明確に表現されて、それぞれに感情移入してしまう。40分ちょっと、たっぷり時間かけて話し、私も満喫しました。
まくらでは学校落語での天草珍道中はなしなど。
今回で、一花さんへの個人的応援指数はますますアップ。次回は来年3月21日とのこと。是非伺いたいです。
12/20(金) 道楽亭
春風亭一花 を真打昇進まで応援する会
「馬大家」「のめる」「文七元結」