アルバルクファンからお誘いを受け、初めてBリーグのゲームを観に行った。シーズン開幕は10月からなので、プレシーズンマッチだ。場所は味の素スタジアムの向かいにある武蔵野の森総合スポーツプラザ。この会場も初訪問。
バスケットボールのゲーム観戦は昨秋の米国東海岸を訪れた際に、たまたまニューヨークのマディソンスクウェアガーデンでカレッジバスケットボールのゲーム(これもプレシーズンマッチだった)を観て以来。
飛田給駅から続々とファンが詰めかける。FC東京戦のような人混みにまでは至らないが、アルバルクのユニフォームを着こんだファンたちが、列をなすように会場に続いていて、昨今のバスケットボール人気の高さを伺わせた。
チケットに4階自由席と記載があったので、きっと芥子粒のように見えるだけではと想定していたのだが、会場は想像よりずっとコンパクトで、4階席からでもはっきりと選手が見える。NHKホールの2階席ぐらい。
ゲーム前のお祭り的な雰囲気も、米国には及ばないものの、チアリーダーのダンスや選手紹介の演出など楽しい雰囲気満載だ。
対戦相手の広島は昨シーズンの優勝チームと聞いたので、ゲームのほうはあまり期待していなかったが、第1クオーターからアルバルクのワンサイドの展開で、3ポイントも含めゴールラッシュとなって、嬉しい誤算。広島は選手の調整が遅れているのか、アルバルクのディフェンスが冴えているのかの区別がつかなかったが、シュートの成功率が極めて低くなかなか点が取れない。
外国人選手も一定数交じるが、敏捷な選手の動きやアルバルクのシュートの正確性は、想像以上で楽しめた。一方で、コンタクトの激しさ、ゴール前の厳しさなどはもう少しパワフルであればもっとエキサイティングなのではと思わせた。まあ、プレシーズンゲームだから怪我は避けなくてはいけないので、そんなことも影響しているのかもしれない。
プレシーズンゲームということもあってか、タイムアウトも少なく、試合はサクサクと進み1時間40分ほどでゲームは98-50のアルバルクの完勝で終了した。
野球、サッカー、ラグビー、バスケットボールと日本のプロスポーツ界も競争激しく、ファンの取り合いと思われる。コート上のゲーム以上の厳しさが伺われた。
2024年9月7日