フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

シロバナサクラタデとヤノネグサの群生が見事でした

2009年10月01日 22時46分02秒 | 花の和名
9月の降水量は平年の25%だったとの報道があったが、カラカラの9月の最終日は待望の雨で空気がしっとりとした10月の幕開けだった。
プラザウエスト近くの道路際にクルマバザクロソウが花をつけていた。小さな花はよく見ると精巧にできている。江戸時代末期に渡来したと言われる外来種で、アフリカに分布の中心があり、日本には在来のザクロソウと2種しかないザクロソウ科の1年草だ。


名の由来は葉がザクロに似ている事からで花弁に見えるのは萼

シロバナサクラタデの群生の中に佇んでいると虻や蜜蜂、そして蝶などが忙しく花の間を飛び交っている。それらをしばらく見たり撮ったりしているとスズメバチが一匹飛んできた。あちこち飛び回っては花に止まっている虻などを追い出している。カメラを向けるとこちらに飛んできた。手で払ってはいけないと背を低くし過ぎて尻もちをついてしまった。やはり迫力があった。


タデ科も花弁は無く萼が花弁状になっています

タデ科のヤノネグサの白花も群生していた。ヤノネグサはよく見るがピンクや白の花被の混じった花序が多く白花だけの群生は初めてだった。

周囲にはカントウヨメナも咲いてまさに秋本番の幕開けだ