フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

サクラタデが花をつけ、クサギは花が咲いているようでした

2009年10月07日 14時24分37秒 | 花の和名

サクラソウ自生地にもサクラタデのシーズン到来。
サクラタデはタデ類の中でも花がきれいな種の最右翼。名の如く桜の花に似た淡紅色の花をつける。8月初めから咲いているシロバナサクラタデよりも花が大きく、平開するのが特徴だ。


サクラタデ(桜蓼)は花付きもいい

両種とも雌雄異株で、シロバナサクラタデは自生地では今日現在まで雌花は見られず、恐らくここにはない事を確信しつつある。
しかるにサクラタデは雌花が多いのだろうか。今回もまた雌しべの長い花をつけた雌株を見つけた。


3本の花柱が雄しべより長く伸びています

鴨川沿いでは相変わらずキンミズヒキが黄色の花穂をつけ、いつの間にか果実のヒッツキ虫が衣服についてくる。カラスウリが縦じまの緑の果実から黄色そして橙色と様々に熟れ始めている。

そして一番目を引くのはクサギの果実。赤い星状に開いた萼の真ん中に藍色の果実が鮮やかだ。背景の鴨川にはアオサギやチュウサギ達が一幅の絵のように佇んでいた。


まるで花が咲いているようです

さいたま市の荒川堤と水田の花マンスリーレポート27の「多くのタデ類やコブナグサの群生も見られました」をアップしました。是非ご覧ください。