フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

桜区道場の田圃地帯の草花も絶好の秋日和を満喫していました

2009年10月28日 23時03分21秒 | 花の和名
絶好の秋日和の今日、桜区道場の田起こしされた田圃が広がる畦道にカントウヨメナが薄紫のきれいな花を咲かせていた。今頃の畦道を彩り風に揺れる様は秋の代表的な風物詩だ。
カントウヨメナは湿地を好む多年草で関東以北に分布し、ヨメナとユウガギクの雑種が起源とされる(雑草図鑑)という。

休耕地にはイヌタデがたくさんの赤い穂をつけ、可憐な花をつけたサクラタデも穂を揺らす。そして大きく伸びたコセンダングサが花は終り実をつけて、イヌホオズキの花、そしてヒメジョオンもたくさんの白花をつけていた。


明治初年に渡来し何処にでも見られるヒメジョオン、今頃になると新鮮です

ハキダメギクが繁茂し、タカサブロウ、アブラナ科のスカシタゴボウが花をつけ、タウコギのびっくりするような大株もあった。そして戻り花のようなニガナの黄色い花が頼りなげに風に揺れていた。


茎や葉を切ると苦みのある乳液を出すのが名の由来
スカシタゴボウの由来は不明。でも煮た根は牛蒡の味がするという