フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

雨の翌朝は空気も景色も全てうるおいがあります

2009年11月15日 16時09分47秒 | 花の和名
7日に見つけた念願のキカラスウリの実はまだ緑色のままでほとんど変化はないようだ。
今朝は荒川堤防上から富士山が遠望できた。昨日の雨でしっとりとした朝の空気の中の富士は新鮮だった。

一年目から花を咲かせたヒガンバナは花が終わって葉を茂らせている。これからの季節は高茎植物はないので冬の間太陽を一身に浴びられる。栄養分を貯め力をつける時期だ。他の植物が伸び出す夏には葉を枯らせて秋また突然に花茎を立てて花を咲かせる。来年は1ヶ所から何本くらい出てくるのかが楽しみだ。


線形の葉はまだ少ないですが毎年増えていくのが楽しみ

サクラソウ自生地はオギやヨシの穂が白く輝き、観察路では背丈以上に伸びて両側に林立している所、倒れ込んで狭くなっている所、広く視野が開けている所など様々。何処も朝日を受けてしっとりとしたたたずまいだった。
普段はすぐに風に飛ばされてしまうアキノノゲシの冠毛が水を含んでまとまって白く輝いていたのは新鮮だった。

そしてまた、コメナモミやフジバカマが逆光に浮かんでいたのが印象的だった。


フジバカマの冠毛