4月8日は真冬並みの寒さで、みぞれ交じりの雨が終日降り続き、9日にはようやく陽射しが戻りました。
前日、前々日と2日間雨でこの日も気温はあまり上がらなかった自生地ですが、それでもノウルシやオギはたくましく伸び、開花していたサクラソウは傷ついていました。
可哀想に花びらの先端を失くしたサクラソウ。非常にデリケートで傷つきやすい花です
キンポウゲ科のヒキノカサやバラ科のミツバツチグリの黄色い群生がかなり増え、アマドコロが小さな蕾をつけ始めました。
キジムシロ属のミツバツチグリの根は固くて食べられない
新しいAPG分類ではキジカクシ科のアマドコロ。見た目は旧のユリ科の方がピッタリ来ます
今年は全てが早く一昨年並みなので植物の生長が早く、サクラソウの花も増えますが、高さで負けて見えなくなる所が多く出てしまいます。