サクラソウ自生地ばかり通っていて河川敷の原野には久し振りだった。
途中の道場5丁目の長年休耕地になっている所ではオヘビイチゴの花盛りで、農道からは黄色い群落がいくつも見られた。
河川敷ではアリアケスミレがいっぱいに花を付けていると思ったが、もう終わっていて代わりに小さな白い花を咲かせる準絶滅危惧(NT)のエキサイゼリが花盛りだった。よく見ると実も付けていて春が深まっているのを改めて実感した。
セリ科のエキサイゼリの花は最初は花弁が内側に丸まっています
原野ではノカラマツが伸びてノウルシより広い範囲に繁茂していた。全国的には絶滅危惧Ⅱ類(VU)にランクアップされた希少種だが、ここ荒川河川敷では至る所に繁茂している。シダ植物でせいぜい15㎝位にしかならないヒロハハナヤスリは生育場所を奪われて見つけるのに苦労した。
ツボスミレとオヘビイチゴのツーショット