観察会の時にも問われ、昨日は添付写真付きのメールを頂戴した。
シロバナサクラタデの雌花に出会えた10月観察会をアップしましたのでご覧ください。
カラスウリの地上に垂れている茎がヘビウリのように膨らんでいるのは何なのだろう。ウォーキングの道筋にたくさんあるがいったい何なのか分からないという。
虫こぶらしいが虫こぶハンドブックを見ても載っていない。とにかく百聞は一見に如かずだと自生地に行くついでに河川敷のゴルフ場方面に行ってみた。カラスウリの茎を手繰ってみると確かに凸凹しているのが多い。今まで気づかなかったのが不思議なほど多い。2~3採って持ち帰った。
虫こぶなのは99%間違いないと思ったが、卵が入っているのか幼虫かはたまた成虫か取り敢えず膨らみを削いでみた。
中はこげ茶になっているが何も出てこない。いったい何なんだと思って念の為マクロ撮影をしてみた。パソコンに移してみると何と幼虫が居た。何か黄色いものがあったので写しておいたのも幼虫だった。
ここまで分かるとネット検索しやすい。カラスウリクキフクレフシという虫こぶで、形成者はウリウロコタマバエで卵を茎に産み付け中で孵化した幼虫はそのまま越冬するという。
肉眼では何も確認できなかったが、3~4ミリはありそうだ。