★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

夏の初めのプール掃除

2015年05月05日 13時33分27秒 | 徒然(つれづれ)
 同級生がお寺の息子で、そのお寺に併設されていた保育園にプールがあった。
 小高い丘の上にあったそのプールは縦10m、横5m程の保育園にしては立派なプールだった。
 私もその保育園に通ったが、当時はプールなどなく、夏は先生の引率で近くの海岸へ海水浴に行っていた。

 中学生の頃、7月初旬の梅雨明けの日曜日になると、お寺の息子から友達連中に召集がかかり、プール掃除に駆り出されたものだ。
 朝から炎天下の昼過ぎまでかかり、お寺の和尚さんの指示のもと、中学生5、6人が水を抜いたプールの藻や苔や枯葉を取り除き、モップ掛けをするのだ。
 前年の9月頃から秋、冬、春を越したプールは掃除前は深緑色に濁って、田舎の農業用水然としていたが、掃除が終わると、まさしくプール以外の何ものでもなく、見違えるように綺麗になった。

 結構な重労働だったが、僕たちは作業後の豪華な昼飯と、スイカやアイスクリームなどを目当てに嬉々として働いた。
 プールが満水になると初泳ぎだ。
 海水浴とはまた違い、競泳や水球もどきをして、陽が傾くまで楽しんだものだ。

 もうすぐあの頃と同じ季節が巡ってくる。
 あのプールはまだ健在だろうか。
コメント
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