さらば菅総理

　急転直下の菅総理の総裁選不出馬表明だ。
　1年の短命政権になるが、就任当初からその予兆はあった。

　本人としては、コロナの収束に一縷の望みを懸けたのかもしれないが、結局、コロナ禍真っ只中の貧乏くじを引いたというところか。
　例によって、与党内からは死者(?)の功績を称賛する声、野党からは死者を鞭打つ声がしきりだ。

　政局は混沌の度合いを増した。
　岸田、高市、河野の各氏が総裁選に出馬の意欲を見せるものの、誰がなったとしても、このコロナ禍におけるワンポイントリリーフの感は否めない。

　総裁選自体は、菅総理の辞退で、競馬予想的な面白さは出てきた。
　二階幹事長と安倍、麻生の元総理による派閥の三つ巴戦になるのか、2対1の連合戦になるのか、各議員の自主投票になるのか興味は尽きない。
　どこかの派閥が、小泉進次郎氏や石破茂氏を担ぎ上げたら、総裁選も盛り上がると思うが、まあ、それはないだろう。
　

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ワクチン接種は状況判断

　私はまだコロナワクチンを接種していないし、当面、接種する予定もない。
　別にワクチン接種反対派というわけではない。

　接種の目安としては、累計感染者数が全人口の10%超え、且つ、重症化率が10%を超えたら考えたい。
　現在、累計感染者数は1%台と圧倒的に低いし、重症化率、死亡率も同様だ。
　逆に言えば、日本人の99%弱はコロナに感染していないのだ。

　感染経路も、家庭内、職域、学域内など、人との濃厚接触の危険性が高い状況下が圧倒的だ。
　引きこもり生活の私は、それらの状況からははるかに遠いポジションだ。
　よって、感染の危険性は、通常よりはるかに低いはずだ。

　また、コロナワクチンは諸外国の緊急性や、国内の小さなキャパにおける医療逼迫の影響で、十分な治験もされないまま認可されたという経緯がある。
　薬剤の認可にはどの国よりも慎重な日本でさえ同様の状況だ。
　接種直後の副反応もそうだが、何年後かの長期的な副反応も懸念される。

　以上のことから、現在においては、感染リスクと長期的副反応リスクを天秤にかけると、まだ接種を見送るほうに分があると私なりに考える。
　再度言うが、私はワクチン接種反対派ではない。
　今のコロナ禍の状況では、自身の環境を考慮して、ワクチンを接種するもよし、しないもよし、何事も自己責任だ。
　

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