★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

無欲の勝利

2023年04月19日 21時19分55秒 | 徒然(つれづれ)
 ポイ活の一環で、暇な時に、各種ポイントサイトのスロットゲームをよくやる。
 7の絵柄が3つ揃うと大当たりで、メダルが200枚もらえて、それが300枚貯まるとポイントがゲットできるやつだ。

 このスロット、集中していたらなかなか大当たりは出ないが、何かに気を取られたり、よそ見をしたりしていると、7が3つ揃う確率が高い。
 その、気を取られたりよそ見は、意識してやるとダメで、無意識にやった時に大当たりは発生するのだ。
 まるで、パソコンの中からこちらの様子を見ているかのように、その確率は驚くほど高い。

 以前にも書いたが、競馬やTwitter懸賞も無欲の時に当たるものだ。
 ウォーキング途上のクルマのゾロ目やキリ番ナンバーも、無意識の時に目にするものだ。
 そこには科学では説明できない、神秘的な力が働いているのかもしれない。

 実際に、高い確率で当たるという現象が起きているのだ。
 そして、その要因も無欲、無意識、無我とわかっているので、あとはその境地に至る方法を見つければいいだけだ。

 でもそれが難しいんだよね。
 ここはひとつ、瞑想や座禅でもやってみようか。
 


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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祖母の思い出

2023年04月19日 13時28分05秒 | 徒然(つれづれ)
 私の一番古い記憶は、同居していた母方の祖母に背負われて、神社の横の細い道を歩いている記憶だ。
 仄暗い一本道の向こうに踏切があった。
 ふと横を見ると、棚に紺色や茶色の薬瓶が並んでいるのが見えた。

 あとになって思い返すと、病院への道の途中だったようだ。
 私は先天性股関節脱臼だった。
 歩き始めた頃、左足を引きずるので、病院で診察したところ発覚したらしい。

 祖母にとっては初孫だったので一大事だったようだ。
 将来、びっこになったら、一生の不覚とばかりに、家からバスで30分の病院に半年ほど通院したということだ。

 完治したあとも、医者がもう来なくていいと言うのに、毎週通院していたらしい。
 そんなわけかどうか、中学校までは足が速く、いつも徒競走やクラス対抗リレーに選ばれていた。

 両親が小学校の教師だったので、私はおばあちゃん子だった。
 保育園の送り迎えも祖母だったし、学校から帰るといつも家に祖母がいた。

 小学校低学年までは、夏休みには、祖母の田舎の墓参りにいつもついて行っていた。
 古い写真には、仏壇の前で、マッチやローソクをばらまいている私の横に祖母がいた。

 私が生まれた時から、祖母が死ぬまで、祖母は老人だった。
 ボケる前に、ひ孫を見せられたのが、唯一の祖母孝行だったかもしれない。

 父親は近くに本家があり、兄弟姉妹や親戚も近所に住んでいたので、なんとなくその来歴は窺い知れたが、祖母やその娘である母親の来歴を私は知らない。
 祖母や母はどこから来てどこへ行ったのだろう。


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ビールってほんとに旨いか?

2023年04月19日 11時31分55秒 | 徒然(つれづれ)
 喉が渇いた時に飲むコカコーラはメチヤクチャ美味い。
 味はもちろん、爽快感、満足感、多幸感などが相まって、なかばエクスタシーさえ感じるほどだ。
 最後の晩餐の一品にしているくらいだから当然だ。

 それはビール好きが仕事終わりに飲むビールに匹敵するかもしれない。
 しかし、コーラは確実に喉の渇きを癒すが、ビールはそうではない。
 誰かが心の渇きを癒すと言っていたが、そんな高尚なものでもない。

 私も飲酒と言えば、もっぱらビールだが、苦いとは思っても、旨いと思ったことはない。
 テレビCMで、さも旨そうに飲んでいるタレントの気が知れない。
 最近では、泡まで旨い、と訳の分からない謳い文句だ。

 別にビールが嫌いではないが、特段好きでもない。
 数あるアルコールの中で、一番飲みやすいから飲んでいるだけだ。
 ゆえにアルコール依存症とは、今までも今後も縁がない。

 

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初めての帰省

2023年04月19日 11時00分04秒 | 徒然(つれづれ)
 九州の辺境の田舎町から、大学生活を送るために、京都でひとり暮らしを始めた昭和48年の4月。
 18年に及ぶ、ど田舎での生活から、一転、都会の京都での生活への変化は、私にとってカルチャーショックそのものだった。

 スポンジが水を吸収するように、私は憧れの都会生活にすぐに染まった。
 アカデミックな講義、フォークソング同好会での集い、繁華街の散策、コンパや飲み会と、まさに夢と希望に溢れたキャンパスライフを満喫していた。

 前期試験が終わり、7月中旬に初めての帰省をした。
 まだ新幹線が岡山までしか通じていず、夜行列車での帰省だった。

 辿り着いた故郷の田舎町は、相変わらず時代から取り残されたように殺風景なものだった。
 都会の絵の具にどっぷり染まった私は、たまの帰省以外、この地に戻ることはないだろうと強く思った。
 故郷は遠きにありて思うものというやつだ。

 同じ時代なのに、都会の京都と田舎町では、時間の流れが明らかに違った。
 都会は発展し続け、田舎はますます寂れていく一方なのだと思った。

 68歳の今、田舎での18年をはるかに上回る、関西での50年の時が流れた。
 今でも田舎町はほとんど昔のままで、そこに戻ろうという気はさらさらない。

 懐かしい故郷は私の記憶の中にしか存在しない。


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