★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

心の病

2023年04月18日 16時38分38秒 | 徒然(つれづれ)
 病気には身体の病気と心の病気がある。
 身体の病気は手術や薬物的な治療法があるが、心の病気はそうはいかない。

 一応、薬はあるようだが、根本的な効果は期待できないようだ。
 原因がわかれば、それを取り除く方法を考えればいいのだが、その病気が突発的だったり、心理的、精神的、あるいは環境的な原因が特定しにくく、ほとんどの場合、ストレス性と十把一絡げに括られてしまう。

 先日、パニック障害経験者の歌手や芸人が、自身の体験談を話していたが、やはり突発性で確定診断までに期間を要したらしい。
 私の在職中にも、鬱病や出社拒否症を発症した社員は少なからずいた。

 症状が進行すると引きこもり生活を余儀なくされるようだ。
 もちろん、私のように好んで選んだ、引きこもり年金生活とはわけが違う。

 その病気にかかるのは、あえて言えば持って生まれた性格的なものだろう。
 私がいつも言っている、病は気から、というやつだ。

 心の病は他人にはなかなか理解しがたいので、他人の助けは期待できないものだ。
 それを治すには、やはり本人の気の持ちようだ。
 マイナス思考からプラス思考への転換だ。 

 しかし、罹ってみると、それがなかなか難しいようだ。
 アドバイスとしては、明けない夜はない、明日は明日の風が吹く、くらいしかない。
 
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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『函館の女』雑感

2023年04月18日 10時56分29秒 | 音楽
 昔は聞き流していた昭和歌謡や演歌が心に染みる年代になった。
 ウォーキング途上で、よく頭の中に浮かぶのが、北島三郎の『函館の女』だ。

 その歌詞から私なりに想像を逞しくしてみた。

♪はるばるきたぜ函館へ~さかまく波をのりこえて~
  
 主人公は連絡船に乗って津軽海峡を越えてきたのだ。
 出発地点はたぶん花の都東京の上野駅だ。
 それも夜行列車の旅だ。

♪あとは追うなと伝いながら~うしろ姿で泣いてた君を~
 
 ここで場面は回想へと切り替わる。
 主人公が思いを寄せていた女が、東京から函館に流れて行ったのだ。
 女はスナック勤めで、郷里が函館だったのかもしれない。
 女も主人公には切ない想いを抱いていたのだ。

♪おもいだすたび逢いたくて~とてもがまんができなかったよ~

 また現実に戻る。
 なぜあの時、引き止めなかったのだろう。
 忸怩たる想いを胸に、主人公はとうとう函館まで来てしまったのだ。

♪灯りさざめく松風町は~君の噂もきえはてて~

 風の噂で、松風町のスナックで働いていると聞いたが、どのスナックにも女はいなかった。

♪迎えにきたぜ函館へ~見はてぬ夢と知りながら~

 東京へ連れて帰り所帯を持とうとまで思ったが、それが見果てぬ夢だと、うすうす感じていたのだ。

♪一目だけでも~逢いたかったよ~

 あちこち探したけど、結局、女は見つからなかった。
 主人公はひとり肩を落として函館をあとにするのだ。

 昭和の歌には哀愁があったなあ。


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