★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

1970年代のマリファナ論

2023年12月29日 11時57分40秒 | 徒然(つれづれ)
 今日は日課のウォーキングを中止して、近所のマクドでブランチ。
 お供は、当ブログでも時折取り上げている、1970年代のサブカル雑誌「宝島」だ。

 1975年12月号は「君は石である」というタイトルのもとに、マリファナの特集だ。
 石というのは、マリファナ吸引下のハイな状態、すなわちストーンド(Stoned)という意味だ。

 冒頭から、読者アンケートの集計結果を発表し、経験者のマリファナ体験談を、これでもかとばかりに並べている。
 雑誌自体が、マリファナ解禁に肯定的で、読者にも公然とそれを促している。

 現在だと発禁ものだが、当時は取り締まる法律が緩かったのか、なんともおおらかという気がする。
 表紙に植草甚一編集と銘打っているので、当局も有名文化人にはアンタッチャブルだったようだ。

 アンケート内容は、マリファナ体験者ならではの表現が興味深く、そそられるものがある。
 マリファナ吸引による一種の精神活性効果は、アルコールのそれよりも無害に思える。
 現在、法律で禁止されているのは、バッドトリップによる健康被害もさることながら、グッドトリップによる覚醒を懸念してのことかもしれない。

 その覚醒がもたらす多幸感や万能感などは、政治が目指すそれらを、遥かに凌駕する本質だからかもしれない。
 政治家には、多くの国民は不幸や不安の状態にあるべきで、それを改善するのが政治であるという概念があるのだろう。
 マリファナで国民が幸せな気分になっては困るのだ。

 マリファナの健康被害に関しては、煙草と同等か、それ以下というのが通説だ。
 アルコールの弊害と比べても、言わずもがなだ。
 現に諸外国で解禁しているところも少なからずある。

 私も一度は体験したいと思うが、まだまだ法律のハードルは高い。
 悪法にせよ、順法精神は尊重しなければならないんだよね。
 

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それでも競馬はやめられない

2023年12月29日 10時33分36秒 | 徒然(つれづれ)
 今年の競馬も終わり、年間収支は66%の回収率だ。
 馬券購入金額は、悲しくなるので公表しないでおく。

 平場のレースは枠連がメインなので、半分以上は当たっているものの、如何せん配当が安い。
 春秋のGⅠは全敗だ。三連単が全く当たらない。

 過去データに基づき、自身のヒラメキを加味した、所謂、正統な予想が、ことごとくハズレている。
 その方法では、今後も的中は望めそうもないのは明らかだ。

 じゃあ、GⅠも枠連で買えば当たる確率も上がるじゃないか、チリも積もればなんとかと言うじゃないか、と言われるかもしれないが、悲しいかな、競馬ファンの性でそういうわけにもいかなかった。
 植木等ではないが、わかっちゃいるけど、やめられない、というやつだ。

 もとより、競馬で儲けようなどとは思っていないし、それは不可能だろう。
 趣味の域、引きこもり年金生活のせめてものレジャー、と割り切ってはいるものの、一攫千金の夢も頭の片隅には存在している。

 そんな今年の結果を顧みて、来年は初心に戻り、まずは枠連で当たり癖をつけ、馬連、三連複とレベルアップしてみよう。
 この際、当たらない三連単は涙を飲んで封印だ。
 もちろん、競馬自体をやめようなどとは、煙草と同様、露ほども思わない。

 果たして、GⅠで三連単を買わないことができるかな。
 

 

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