★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

痒いところに手が届く快感

2023年12月02日 22時31分20秒 | 徒然(つれづれ)
 体質なのか、加齢によるものなのか、寒くなってくると身体全体に痒みを発症する。
 特に太腿からふくらはぎあたりが、痒みの多発地帯だ。

 還暦を過ぎた頃からだから、かれこれ10年になる。
 特に冬場のコタツの中や就寝中の布団の中で顕著だ。

 要は、身体が温まると、乾燥した皮膚が痒くなるのだ。
 痒み止めの保湿クリームを常備しているが、塗るのが面倒で、余程我慢できない限り使用していない。

 痒みは不快だが、それを搔くのはすごい快感だ。
 得も言われぬ気持ち良さとは、まさしくこのことか、というくらいの快感だ。

 あまりひどく搔き過ぎると、その時はすごく気持ちいいが、あとで傷になりヒリヒリするので手加減が必要だ。
 その手加減のもどかしさ、物足りなさが、ある意味、絶頂の一歩手前の、快感の真髄かもしれない。

 指で掻くのが基本だが、熱いシャワーを当てるという方法もある。
 これはこれで、指で掻くのとはまた違った、悶えるような快感がある。

 これをやるにあたっては、お湯の温度と当てる時間の調節に経験を要する。
 熱過ぎたり時間が長過ぎたりすると、低温火傷の恐れがあるので注意が必要だ。

 いずれにしても、この痒みは皮膚炎や蕁麻疹などと違い、乾燥から来る、いわゆる良性の痒みなので悪化の心配はない。
 春になれば嘘のように治るのだ。
 それまでは、手加減して掻きながら、しばしの快感に浸ろう。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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