★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ギャンブル考

2023年12月15日 11時27分12秒 | 徒然(つれづれ)
 ギャンブルは、一番シンプルなコイントスやジャンケンから、宝くじまで多種多様だ。
 コイントスやジャンケンは勝ち負け2分の1の確率だが、宝くじになると高額賞金が当たる確率は限りなく低い。

 私にとってのギャンブルは、人生を除けば競馬だ。
 馬券の式別の単純的中確率は、18頭立て、枠連はゾロ目含みでそれぞれ以下の通りだ。
 
  単勝  5.56%
  複勝 16.67%
  枠連  2.78%
  馬連  0.65%
  馬単  0.33%
  ワイド 1.96%
  三連複 0.12%
  三連単 0.02%

 確率的には複勝を除けば、ほとんど当たりそうもない低確率だ。
 そこに人気や過去データ、購入点数を加味すれば、少しは当たる確率もアップするだろうが、焼け石に水程度だろう。

 それでも競馬ファンは、確率がゼロでない限り、見果てぬ夢を追い続けるのだろう。

 世にクジ運の強い人間は確かにいるものだ。
 競馬芸人じゃいのような、ウン千万円の配当を何度も当てた人間もいる。
 宝くじでも、高額当選を複数回当てたという人間もいる。

 そんな話を聞くにつけ、競馬ファンは、次は俺の番だとばかりに、毎週ハズレ馬券を買い続けるのだろう。
 私もそんな競馬ファンのひとりだ。

 ちょっと違うのは、過去に239万馬券を当てたという実績があることだ。
 人生で一度あるかないかの馬券を当てたので、もう一生高額馬券を当てることはないと考えるか、夢よ再びと考えるかだ。
 もちろんアホな私は後者のほうだ。

 競馬歴約50年の私ゆえ、それなりの必勝法やジンクスがある。
 まあ、必勝ではなく、もしかして勝てるかも、くらいのものだ。
 その通りに買って外れることのほうが多いが、逆に、買わなくて泣きを見たことも多々ある。

 私の重賞レースの予想のやり方は、まず過去データから消去法をもとに、買い目を絞り込んで仮決定する。
 その後、ネットの記事や動画を参考に買い目を修正して最終決定する。

 今までの実績から言うと、仮決定の買い目のほうが最終決定より当たる確率は高い。
 また、不思議なもので、仮決定の買い目で買うと、最終決定の買い目が当たるものだ。

 最終的に消した馬や買い目が来ることも多々ある。
 そこには何か見えない力が働いている気がする。
 それは取りも直さず、私の脳裏に巣喰う、欲望という邪心だろう。

 その邪心を取り除くことが、競馬必勝法への近道なのだが、それができないのが人間だ。
 その昔、美空ひばりも言っていたが、勝つと思うな、思えば負けよ、の境地に立つことだ。


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