★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

五輪直前裏読み

2021年06月22日 19時57分38秒 | 徒然(つれづれ)
 開催反対の世論を無視して、強行開催が半ば決定した東京五輪。
 緊急事態宣言の解除に伴い、スポーツ・イベントの観客上限をキャパの50%以下、5千人以下から、1万人以下に緩和し、五輪もそれに準ずると後出しジャンケンだ。

 呆れるのは、開会式に限り、1万人の観客以外に別枠で、五輪貴族やスポンサーなどの招待客を1万人入れるという。
 招待客は観客ではなく、五輪関係者だという屁理屈でのゴリ押しだ。
 もう笑うしかない。

 また、水際対策も入国後の待機期間を2週間から一気に3日間に、そして多くは、事情申請すれば即日入国に緩和だ。
 そんな中、入国したウガンダ選手のコロナ陽性が判明したにもかかわらず、濃厚接触の聴き取り調査もせず合宿地の泉佐野へ移動させた。
 現地の保健所の聴き取り調査で、残り8人全員が濃厚接触者と判断された。

 要は水際対策がザルだったことが露呈したのだ。
 今後9万人の選手や関係者の入国が控えている。
 危機は高まるばかりだ。

 緊急宣言解除後、国内では人流が急激に増加し、東京では新規感染者が3日連続で前週同日を上まわった。
 インド株の拡大による第5波がおおいに懸念される。
 それが原因かどうかわからないが、小池都知事の過労による緊急静養だ。

 もしかして、これが政府の狙いだったのか。
 緊急宣言解除の日程や、水際対策の大幅緩和は、強行開催、有観客や上限拡大など、子供でも呆れる決定の裏で、着々と進んでいる五輪中止計画かもしれない。
 対策の大幅な緩和による東京の急激な第5波の発生、選手や関係者の大量感染、それによる五輪の直前の中止。

 もちろん日本側からは言い出せないので、IOCに中止を促す、捨て身の状況作りなのかもしれない。
 そうであってほしいものだ。
 

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