８月のこの時期に思うこと

８月のこの時期にいつも違和感を覚えるのは
私だけでしょうか。

そうではないらしいですね。
こんな記事が。

８月６日ヒロシマ
８月９日ナガサキ

戦後７０年ということもあってか、
被爆者の声を連日のようにマスコミが取り上げています。

あの苦しみは一生忘れない。
二度とこんなことが起こってはならない。

でも、アメリカが憎いという人は誰もいません。
一人として。
被爆者の体験を語り継いでいかないと、
と戦後７０年経って初めて口を開いた人もいます。

それでも、原爆を落としたアメリカが悪い、
アメリカが責任を負うべきだ、
という人はいません。
原爆を落としたアメリカのために
私の一生はメチャクチャになった、
親兄弟、全部失った、今でも苦しんでいる、
原爆を落としたアメリカも、戦争を始めた日本も憎い、
どうしてくれるのか。
そういう人はいません。

戦後、日本国民全体が「そのように」
アメリカに操作されてきたからです。

中国や韓国からはなんだかんだと
イチャモンばかりつけられているのに。

戦争に負けたから。

７０年経ってもそれを引きずっていて。

戦争に負けたからといって責められる。
戦争に勝った国は永遠と
何をしてもいいのか。

別に中国が戦争に勝ったわけではないし、
韓国が戦争に勝ったわけでもない。

植民地支配をしていたヨーロッパの（元）列強各国が
謝り続けているなんてこと、ない、ない。
戦争に勝った国々は、何とも思っちゃいない。

戦争に勝ったというだけで
７０年もの間、エラそうにふるまってきた。

日本の支配下にあったご近所さんも
一緒に戦争に負けたんですけどね。

過去ばかり追っている国に未来はない。
前に進めないばかりか、退歩している。
かわいそうな国。
「謝罪しろ」「謝罪しろ」と、内政干渉がひどい。
自分のことは棚に上げて。

力で民衆を抑えようとしたって、
逆効果。分かっていない愚かな国も。

そしてかの国の愚かさよ。

フクシマでもたくさんのヒバクシャが出ているのに、
フクシマでのヒバクシャが体験を
もっと語るべき。
現在作業している人たち、つまりヒバクシャが
どんな状態が語るべき。

これ以上、ヒバクシャを増やしたくないはず。

原爆と原発、どうして全く別のこととして
語られるのか。

不思議。

使用済み核燃料の行き場がないのに、
大自然に何十万年と残ってしまう核のゴミ、
大自然に活かされている人類が
そんなものを残していいのか。

８月１５日

二度と戦争が起こってはならない、
と口々に言う。
なのに、
戦争に加担してしまうような法案が
通る日本政府の暴走ぶりはどうしたものか。

人の陣地で「余計なお世話」な戦争をしかけるのが大好きな
アメリカにしっぽをふる犬の役割は
そろそろやめてほしい。

日本は本当に不思議な国。
謎の国。理解不能。
毎年この時期になると思うこと。