2日前にお米を買っている輪島の農家さんと、
去年輪島塗を買ったお店「ギャラリー遊庵」がどうなっているか心配だと書きました(こちら)が、
どちらも被災されていることが分かりました。
農家さんのほうは、
地震以降(1日は時間指定でUPされていましたが)ブログが更新されておらず、
気になっていました。
当然、それどころではない状況だとは想定していましたが、
昨日更新され、やはり相当な被害を受けたことが分かりました。
家族に怪我はなかったものの、家は住めない状態で、
当分、お米の出荷もできないので、ほかの農家さんから買ってくださいと。
ちょうど先月から新米を買い始めたところで、やっぱりおいしい~!と
また買うことを楽しみにしていました。
これまで以上にたくさん買うことが支援になるかも、と、
勝手なことを考えていましたが、出荷ができないということは、
多分、本当に被害がひどかったと思われます。
これから本格的な冬を迎え、避難生活も大変なことでしょう。
できる範囲での支援、コンビニ募金を少しでも、
長期的な気持ち(忘れることなく、という意味かと思います)と支援、
この3点をお願いしますと綴ってありました。
ブログは5月までお休みするそうです。
輪島塗のお店に関しては、偶然、ヤフーニュースで知ることができました。
一応、リンクを貼っておきますが(こちら)、
ニュースは後日、消えてしまうので、一部、貼り付けておきます。
**********
朝市付近に住む松本昌夫さん(70)は、明治45年から続く伝統工芸・輪島塗の塗師屋の3代目だが、塗師として50年目を迎える節目の年に引退を余儀なくされることになった。お椀や道具など一切合切が、倒壊した家屋に埋もれてしまったからだ。
「地震が起きたときは自宅で仕事をしていて、部屋には女房と息子もいた。これまでには感じたことのないような大きな揺れでしたね。自宅はごらんの通り倒壊していますが、その奥手のほうの仕事部屋で被災しました。
2007年にも能登半島は大きな地震があって蔵が倒壊しましたが、それより強い、体験したことのないレベルの揺れでした。どのタイミングで家屋が崩れ落ちたのかはわかりませんが、割れた部屋の窓から息子、女房、私と飛び出して裏手から逃げ出したんですが、幸い擦り傷が少しあるくらいで済みました。
なんの拍子か、壁に飾っていた初代の写真が倒壊した家屋から出てきていましたが、保管していた約2000万円分くらいの輪島塗りのお椀などがすべてなくなりました。工房もなくなり、私ももう70歳なので事実上これで引退することになるでしょう。もちろん仕事がなくなるわけですからどうやって食っていこうって、この先不安ですけど、この状態じゃとても続けられませんからね」
**********
松本さん、塗師屋の3代目というところを読んで、「ギャラリー遊庵」の松本さんだと思いました。
こちらとこちら参照。
去年4月に訪れて、4点購入。こちらでご紹介しています。
写真でも分かるように、所狭しと並んでいた輪島塗の素晴らしい器の数々が
被災してしまったかと思うと、あまりにも悲しいです。
一生モノだと、思い切って買い、本当に毎日使っているんですよ。
少しずつ買い揃えるのもいいし、また数年後ぐらいに行ってもいいかと思っていました。
いま手元にあるものを、輪島の思い出と共に、大切に使い続けます。
お二方とも被災されていることが分かり、悲しい限りです。
何らかの形で長期的に支援できればと考えています。
直接的な支援ができれば一番いいですが、そうでなくても、
今後、考えていきたいですね。
これまで熊本、東北、新潟などで大きな地震が発生していますが、
直接知っている人がこれほどの被害に遭ったのは初めてです。
とはいえ、日常生活は続きます。
実は、青春18きっぷを使って大阪までやってきました。
去年来た時に取りこぼした部分を回収することと、
お気に入りのお店を再訪すること。
今日は朝から夕方まで移動だけだったので、明日からレポートします。
去年輪島塗を買ったお店「ギャラリー遊庵」がどうなっているか心配だと書きました(こちら)が、
どちらも被災されていることが分かりました。
農家さんのほうは、
地震以降(1日は時間指定でUPされていましたが)ブログが更新されておらず、
気になっていました。
当然、それどころではない状況だとは想定していましたが、
昨日更新され、やはり相当な被害を受けたことが分かりました。
家族に怪我はなかったものの、家は住めない状態で、
当分、お米の出荷もできないので、ほかの農家さんから買ってくださいと。
ちょうど先月から新米を買い始めたところで、やっぱりおいしい~!と
また買うことを楽しみにしていました。
これまで以上にたくさん買うことが支援になるかも、と、
勝手なことを考えていましたが、出荷ができないということは、
多分、本当に被害がひどかったと思われます。
これから本格的な冬を迎え、避難生活も大変なことでしょう。
できる範囲での支援、コンビニ募金を少しでも、
長期的な気持ち(忘れることなく、という意味かと思います)と支援、
この3点をお願いしますと綴ってありました。
ブログは5月までお休みするそうです。
輪島塗のお店に関しては、偶然、ヤフーニュースで知ることができました。
一応、リンクを貼っておきますが(こちら)、
ニュースは後日、消えてしまうので、一部、貼り付けておきます。
**********
朝市付近に住む松本昌夫さん(70)は、明治45年から続く伝統工芸・輪島塗の塗師屋の3代目だが、塗師として50年目を迎える節目の年に引退を余儀なくされることになった。お椀や道具など一切合切が、倒壊した家屋に埋もれてしまったからだ。
「地震が起きたときは自宅で仕事をしていて、部屋には女房と息子もいた。これまでには感じたことのないような大きな揺れでしたね。自宅はごらんの通り倒壊していますが、その奥手のほうの仕事部屋で被災しました。
2007年にも能登半島は大きな地震があって蔵が倒壊しましたが、それより強い、体験したことのないレベルの揺れでした。どのタイミングで家屋が崩れ落ちたのかはわかりませんが、割れた部屋の窓から息子、女房、私と飛び出して裏手から逃げ出したんですが、幸い擦り傷が少しあるくらいで済みました。
なんの拍子か、壁に飾っていた初代の写真が倒壊した家屋から出てきていましたが、保管していた約2000万円分くらいの輪島塗りのお椀などがすべてなくなりました。工房もなくなり、私ももう70歳なので事実上これで引退することになるでしょう。もちろん仕事がなくなるわけですからどうやって食っていこうって、この先不安ですけど、この状態じゃとても続けられませんからね」
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松本さん、塗師屋の3代目というところを読んで、「ギャラリー遊庵」の松本さんだと思いました。
こちらとこちら参照。
去年4月に訪れて、4点購入。こちらでご紹介しています。
写真でも分かるように、所狭しと並んでいた輪島塗の素晴らしい器の数々が
被災してしまったかと思うと、あまりにも悲しいです。
一生モノだと、思い切って買い、本当に毎日使っているんですよ。
少しずつ買い揃えるのもいいし、また数年後ぐらいに行ってもいいかと思っていました。
いま手元にあるものを、輪島の思い出と共に、大切に使い続けます。
お二方とも被災されていることが分かり、悲しい限りです。
何らかの形で長期的に支援できればと考えています。
直接的な支援ができれば一番いいですが、そうでなくても、
今後、考えていきたいですね。
これまで熊本、東北、新潟などで大きな地震が発生していますが、
直接知っている人がこれほどの被害に遭ったのは初めてです。
とはいえ、日常生活は続きます。
実は、青春18きっぷを使って大阪までやってきました。
去年来た時に取りこぼした部分を回収することと、
お気に入りのお店を再訪すること。
今日は朝から夕方まで移動だけだったので、明日からレポートします。