ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

永平寺の次に重要なお寺で修行<6>

2013-07-21 21:00:02 | スピリチュアル
そうなんです、ずっと天気が悪かったのですが、
でもそのおかげで涼しくて
夜は肌寒いくらいで、すっかり避暑気分、
最後の日さえ晴れてくれれば、でした。

最後の日の午後は、首座法戦式という
禅問答のような儀式を見るチャンスもありました。
これは住職になることができる資格を得るための
試験のようなものらしいです。
とはいえ、ある程度は形式的になっているようです。
大変珍しいものを見せていただく機会となりました。

下山してからは、電車で早く帰る組は
越前大野駅でさようなら。
私は坐禅仲間の一人と大野散策することに。

お城があるほどの街で、歴史もあるそうです。
静かな寺町通りを歩き、
観光名所とされている七間通りにも行ってみました。
う~ん、なんだか静か。観光客は私たちしかいません。

でもね、いい店発見。



昭和初期からやっている醤油屋さん。



この醤油樽は100年ぐらい前のものだそうです。



ずらりと並んだ一升瓶。
福井周辺で売っているのですか、と聞いたところ、
いわゆる御用聞きもいまだに続いているとのこと。
家々を回って注文をうかがう、あれです。
なんと、米などと物々交換をやっている家もあるそうで。

こういう地方の街ではそういうことが
まだ生き残っているのですね。
ずっと続けてくださいね、とお願いしちゃいました。



大野は水がいいところらしいです。
醤油屋さんの店先にはこんなものが。
お店のご主人が湯呑みを持ってきてくださって
お水を飲ませていただいたのですが、
おいしいこと!!



味噌蔵もありました。



店の中も古くていい感じ。



ちょうど味噌がほしいと思っていたので、
1年ものを買ってみました。

最初、大野の街を歩き始めた時は、
ほとんど人も歩いていなくて閑散として
イマイチか~と思ったのに、
素敵な店をいくつも発見できて、
ポイントが急にアップしました。
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永平寺の次に重要なお寺で修行<5>

2013-07-20 17:47:56 | スピリチュアル
この宝慶寺は寂円(じゃくえん)禅師によって
700年以上前に開かれたお寺です。

中国に渡って禅を学んでいた道元禅師と同時期に
学んでいたそうです。
その後、道元禅師を慕って日本へ来て、
宝慶寺を開山することになりました。
今回は行かなかったのですが、
寂円禅師が18年間坐禅をしたという石(岩?)が
近くの山にあるらしいです。
18年。達磨大師だって「面壁9年」ですからね。



お寺の裏手には、代々の住職のお墓や
寂円観音なるものもあります。
カワイイお地蔵さんたちも。
いくつもありました。
その言われを聞こうと思いつつ、
チャンスなく帰ってきてしまいました。



お寺からの景色はこんな感じ。
山と緑が美しい風景です。
茅葺屋根の古民家はここに移築されたもの。



1日目も2日目も断続的に激しい雨が
振っていて不安定な天気でしたが、
最後の日は青空も見えて、お~これってカンペキ!

下山後に少しだけ越前大野駅周辺を散策しようと思っていたので。
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永平寺の次に重要なお寺で修行<4>

2013-07-19 21:16:33 | スピリチュアル


ある日の薬石(やくせき)。
つまり、夜ご飯です。シンプルに。
夜は応量器は使いません。

あれっ、奈良漬けがある。
いいのかな。酒っぽいけど。



2日目も3日目もお昼は麺類でした。
うどんが大きなお鍋やボウルにどかんと、
おつゆはお鍋かやかんに。
そこから各自取ります。
やっぱり応量器は使わず。
うどんが登場して、ああ!これだっ!!
と思ったことが。

アルゼンチン人のVさんがこのお寺に来て間もないころ
このパターンでうどんが出て、
まだお箸がうまく使えなくてちょっと困った、
そんな話を聞いていたのです。
なるほど、こんなことだったのね。
妙に納得。しかし、専門僧堂の食事とは
あまり思えません。



しかし、しかし、山門には書いてあります。
読めますか。
日本の曹洞宗の第二道場。

なるほど。

朝課ではこんなお経を読みます、
とコピーを渡されていたのですが、
実はきちんとそれに沿うこともなく。

初めての体験が「羅漢拝」(らかんはい)というもの。
羅漢の名前?を一つ一つ唱えながら五体投地。
いつも三拝でやるアレですね。
それが延々続くのです。え~、何回続くの~??
3日目の朝、数えてみたら22回でした。
22回。
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永平寺の次に重要なお寺で修行<3>

2013-07-18 21:40:11 | スピリチュアル
今回は坐禅会の行事として行ったのですが、
三連休は、
「第16回 宝慶寺夏期集中講義」が開催されていて、
それに参加することになりました。

つまり、講義が中心です。

京都大学名誉教授の荒牧典俊先生による
「般若心経」洞山大師と臨済大師、
愛知学院大学非常勤講師の伊藤秀真先生による
「宝慶寺と義雲禅師」。

午前2コマ、午後2コマでみっちりです。
大変失礼ながら、最初はそれほど期待していなくて
きっと眠くなるだろうと思っていたら、
確かに夜行バスで行って朝着いてその足で~
の日は、眠くなることもありましたが、
なんのその、興味深い内容でした。

とくに宝慶寺の歴史に関するお話は
いかに重要なお寺であったか、
いかに永平寺と深い関係にあったか、
といったことが分かったので
このタイミングで行けて良かったです。

でも、あくまで講義中心であり、
いつもみんなで行く坐禅修行の旅とは違って、
座った回数は少なかったです。
トータルで7チュウぐらいでしょうか。

作務もわずか1回だけ、それも15分ほどの部屋の掃除。
もっとやりたかったですね。
作務のあとのお茶の時間も楽しいものですが、
今回は行茶・打ち合わせとしてちょっと堅苦しいものでした。

なんとなく、食べているか講義を聞いているか、
そんな感じで……お寺の食事も実は楽しみ。

アルゼンチン人にお寺はそれほど厳しくないし、
応量器もきっちりとはやっていない、
ということを聞いていたから、
確かにその通りでした。

応量器の箸が割り箸だったのは、
一番ショック(?)でしたね。

参禅すると、たいていはそのお寺の名前が入った
お箸を使って、それを持ち帰ることがほとんどです、
これまでの経験では。
そんなお箸の中から、アルゼンチン人への
心ばかりのプレゼントとして永平寺に参籠したとき
いただいたお箸をあげたのです。
宝慶寺のお箸ももらえるものかと
勝手に思っていたのに~。
割り箸で応量器、は、がっかりでした。
朝の粥(しゅく)の時は、さじも使わず。
そっかーーー。



雲版(うんぱん)。ご飯ができたよ~の合図で使います。



木版も○○が始まるよ~の合図で。
相当使い込まれた木版でした。
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永平寺の次に重要なお寺で修行<2>

2013-07-17 23:10:41 | スピリチュアル
700年以上の歴史を持つ宝慶寺。



その長い歴史を感じさせる山門。



標高500mにある宝慶寺は
東京の猛暑とは打って変わって快適な涼しさでした。
最初の2日間、雨は時々豪雨のように降って
不安定な天気ではありましたが。
アジサイもまだ咲いていました。



こちらが法堂(はっとう:本堂)。
講義や朝課はこちらで行われました。



じゃ~ん。坐禅堂です。
似ているのですね~山梨のお寺と。
本当にいろいろなところが似ていました。
デジャブー。
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永平寺の次に重要なお寺で修行

2013-07-16 20:17:27 | スピリチュアル
行ってきました、宝慶寺(ほうきょうじ)。
ついに。行きたかった宝慶寺。
福井県大野市の山奥、ほんっと奥でした。

慌ただしさがずっと続いていたこの数週間、
最後、出発の直前まで仕事でしたよ。

今回は行きは横浜から夜行バス。
お寺に到着する時間の関係で
そのバスで行くことになりました。
ここでは6人集合、あと1人は少し遅いバスにて。

あら~、お久しぶりのみなさん。
やっぱりお馴染みの顔ぶればかりです。
坐禅会には新しい人たちも来ているだろうに
遠出をするのはお馴染みさんたちばかり。
見事に去年のお寺行きのメンバー。

なんだか嬉しいですね、こういうお仲間。

ってさ~、土曜日の夜はぜ~んぜん
行っていないくせに~と言われそうですが。

さて、夜行バスですいすいと、
午前5時30分ごろには到着。
越前大野行の九頭竜線の電車は午前6時34分発。

ちょっと朝ごはんなど食べ、
歯磨きもして。

遅いバスで来たお仲間も電車にはセーフ。

この電車がまたいいんだな~、これが。
地方に旅行に行く楽しさ、醍醐味ですね。



色こそかわいいピンクですが、
古いディーゼル車?で1両だけ。



もちろんワンマン。途中の駅では自分でドアを開けます。
旅行気分が一気にUP。

越前大野駅まで約1時間弱。
外の素朴で素晴らしい田舎風景を楽しみながら、
お喋りもしながら……あっという間でしたね。
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さて三連休。山ごもり。

2013-07-12 20:18:23 | スピリチュアル
やってきました~三連休。
今週もバタバタしているうちに
あっという間に1週間が過ぎ去りました。
1日が早いこと!
1週間が早いこと!

去年の三連休は例のお寺でしたね()。
すでに懐かしいおもひで。
過去は過去。
正直、当分あのお寺には行かない気がします。

今回は、そう!
いよいよ!

福井のお寺です。
どうしても行きたかったお寺。
実にタイミング良く坐禅会で行けることになり、
嬉しくってね~。

例のアルゼンチンのカウチサーファーが
修行に行った、あのお寺。
いろいろ話は聞いているので、
実際に行くのが本当に楽しみ。

今回は特別講義などあるので、
いつもとは違う状況だと思いますが
(のんびりする時間はなさそう)、
山の中の静かな空間を
味わってきます!
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年末の第九、初回練習

2013-07-11 19:47:52 | 音楽&麻雀
あらっ、あららっつ。
大工、いや違った、第九。

歌うか否か……
乗り気がしないような書き方を
しておきながら(これ)、
初回練習には顔を出してみました。

どんな感じかな~と思って。

思ったほど人数は集まっておらず、
でも、久しぶりのドイツ語は
やっぱり好きだな~と。

でもでも、ちょっと発音が
私好みではない路線に行きそう。

あと、第九の練習は、
どうしても「ブチ切れ」状態で
少しずつ分けながら歌うので
どうも乗り切れないのですね。
とくに最初のあたりは。

さすがと思ったのは、
ほとんどの人が第九体験済みなので
音取りもスムーズだということ。
なんと!31年ぶりという人もいてびっくり。
私は1年半ぶりですね。

その時は暗譜だったはずなのに、
それほどは覚えていなくて
新鮮な気分でした。

さてさて、これからどうするかな。

毎週月曜の練習以外に
年末の第九のための練習日が設定されるそうで、
それもちょっとね。
ということで集まりも悪かったのでは。

まあ、ちょっと顔出しするうちに
考えてみましょうかね。
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異様な光景、スマホ症候群

2013-07-09 21:06:35 | 街歩き&商店街
昨日の帰り、合唱団の練習のあとのこと。

夜、遅めの電車に乗ったら。

ぱっと目に入ってきた10人ぐらいのうち、
8~9人がスマホに夢中。

すっかりおなじみの光景ですが、
私には何度見ても、
異様な光景です。

それを異常だと思わない
スマホ症候群のみなさん。

本当に必要な情報か、
すでに判断力もありません。

ゴミのような、カスのような情報が
どんどん入ってきて、
どうでもいい情報ばかりなのに
チェックしないと落ち着かない。

常に見ていないと。

スマホ症候群。

そんな人たちにとっては、
節電とか、
電磁波とか、
どうでもいいこと。
考えもしないこと。

スマホ凝視で歩く人が増え、
事故やけがも増えてきました。
危険がいっぱい、スマホ症候群。

電車でも注意を促す放送が
流れるようになりました。

深刻な事態です。

注意力散漫。
自己ちゅー。
判断力喪失。
なんでもスマホ頼り。

困ったスマホ症候群。
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やりましたっ!マレー優勝。ついに

2013-07-08 18:15:11 | スポーツ三昧
ついにこの日がやって来ました。
イギリスのかの地、ウインブルドンで
フレッド・ペリー以来、77年ぶりに
イギリス人が優勝。

マレーは本当に達成できるのか、
実は不安もありました。
イギリスの期待の星。
プレッシャーに勝てるか。

ヘンマンもあと一歩のところまで行きながら
優勝を逃しています。
プレッシャーに勝てなかったのだと思います。

マレーはヘンマンの上を行くレベルになり、
あとは時間の問題でした。

観客全部を味方につけての決勝戦。
もうここまで来たら、負けるわけにはいきません。

相手はジョコビッチ。

今回のジョコビッチは精彩を欠いていましたね。
長いラリーが続いても、
流れは次第にマレーへ。

あれっと思っているうちに、
ストレートで勝ってしまいました!

まあ、どちらを応援していたわけでもなく、
でも、このへんで優勝させてあげたい、
そんな気分でした。

めでたし、めでたし。

最終日のセンターコートに錦織が立つ日を願って……
今年も無事(でもないか)ウインブルドンが終わりました。

伊達と錦織とダブルスの青山の活躍が見事でしたが、
伊達が復帰したあと、
女子がイマイチです。
伊達の復帰が若い選手たちの刺激になれば、
という目論見もあったはずなのに
伊達の活躍ばかりが目立っています。
こんなはずでは……。
女子の若手もどんどん頑張ってほしいものです。
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