虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

事業仕分けから

2009-12-03 06:50:35 | スポーツ
今回の事業仕分けがスポーツにも及び、大幅に予算が削られることになった。
この結果を踏まえ思ったことは、もっと日本のスポーツ界は自立する必要があるってこと。

そこでいくつかのアイディアを提案したい。

まずはアメリカのように、スポーツの団体・組織・選手に対する寄付への税金控除だ。
個人的には、いまさら必要としないハコモノに税金が使われるなら、スポーツに寄付したい。
それはスポーツに限らず、税金の使い方が個人で選択できるような仕組みにして欲しい。
費用削減するのなら、より柔軟な寄付控除制度の導入を願いたい!
事実、アメリカの大学スポーツがプロ並みに盛んなのは、大きな寄付金収入に支えられているからだ。
もちろん、寄付の集め方は各団体の力量や実力が問われることになるが、それこそ国民生活にどれだけ必要とされているかが試されるわけだから、今後の取り組みにも好影響を及ぼすのではないか?

また、プロでもアマでも勝負にだけ依存しない形で、ファンや底辺人口を増やすかが課題になるだろう。
勝っても負けても、ファンが見にやってきたり、将来を担う選手になれるような仕掛けが必要だ。
勝負は水物だから、それだけに頼っていては、安定的な経営はできない。
統括団体も人気チームや選手に頼るのでなく、みんなの知恵とノウハウを結集し、ブランド力を高めることが求められる。
そのことで、競技全体が盛り上がり、収益性も上がる。
そして、収益を分配(再投資)するのだ。あたかもNPOのようだが、社会が求めている向きもある。
アメリカのスポーツ界は、そのようなことを徹底している点がとても先進的だ。

続きについては明日。