虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

超獣の伝言②

2010-09-03 08:09:09 | スポーツ
昨日の続き。

自分の役割について。
「自分のレスリングをお客が見ることによって、世間のしがらみやいろんな問題、或いは嫌なことを忘れて、楽しんでもらうこと。そして、もう一度見に行こうと思われることが、一番嬉しいんだ」

最後に、プロレスについて。
「プロレスは私にとって、唯一の自由があるスポーツだ。思い切り、自由を泳ぐ事ができ、その中で自分を伸ばすことが出来る。他のスポーツはルールが厳し過ぎて、私にはつまらない。プロレスはその自由の中で、何が起こるかわからないところに、その良さがある。だから、プロレスを悪く言う人がいても、私は全く気にしないよ」と。

これらのコメントから、自らの立ち位置をしっかり認識しており、その中ですべきことを弁えていたようだ。

ブロディが、この世を去って22年。
彼が全うできなかった(はず)の意思を汲み取って、我々は生きていかねばならない。
少なくても、リアルタイムで彼の活躍を見ていた私には、コメントのいずれも心打たれるメッセージだし、今後の人生に役立てたいと思いました。

写真:左がブロディ、右はハンセン