虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

原点回帰

2011-09-09 08:22:32 | ビジネス
営業的な思惑を抜きにして、個々の企業や技術者がシンプルに技術や思想を投入したモノをつくれば、間違いなく高い評価を受け、本物を見極められる人はこぞって買い求めるだろう。
ということは、消費者の見る力も見極められるのだが…

市場調査などマーケティングは、現代では欠かせないものだけど、このマーケティングってものはいろんな方向から乱雑に入ってくるものだから、案外方向性が見えない。
ただ、ホントに伝えたい人には、何らかの方法で伝える必要があるから、宣伝は必要だ。
単純にカネをかければいいものではないが、知恵と工夫、そして作り手の想いはしっかり伝える必要がある。

だがマーケティングのデータをあてにすると、机上の空論に惑わされたり、振り回されたりして、本来狙っていたものと逆の展開になったりすることもある。
ここがマーケティングの難しいところ。

何の世界でもいえるが、データの抽出と選択はホントに重要。
だけど、作り手に一本筋の通ったものがないと本物はできないんだろうなぁとも思う。
モノの売れない時代だからこそ、原点に立ち返る必要があるのではなかろうか?