虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

屁合戦

2012-02-23 10:20:24 | スポーツ
写真の絵、何をしているのを描いていると思いますか?

向かい合って『屁』をかけあっている絵なのです。

早稲田大学図書館に収蔵されている「屁合戦絵巻」というもので、江戸時代に描かれました。
サイト http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/chi04/chi04_01029/index.html

「屁合戦」なるネーミングでお分かりの通り、お互いに放屁し合っているのです。
この絵を見た外国人が面白がって、口コミなどで広めたらしく、最近海外で話題になっているそうです。
改めて、日本人の変態染みた馬鹿馬鹿しい遊びに驚いていることでしょう!

『屁』といえば、先日出場しましたスケルトン札幌市民大会で、私たちのチーム(チームHSC)のメンバーの1人が「滑走中に思いっきり屁をしたら、タイムが良くなったりして~」と冗談とも本気ともつかない言葉を発していたのを思い出しました。
その方、実際に実践したのか、しなかったのか定かではありませんが、1本目のタイムはトップでしたし、目で見て分かるほど加速感が違いました。
おそらく、やったんでしょうね…。
まるで「人間ブースト」です。この場合、ターボチャージャーではなく「ガスタービン」のようです。

余談ながら、この遊びをスポーツにしても面白いんじゃないでしょうか?
相手を圧倒する「圧力」や「臭気」、そして「音色」。
審査の基準がいささか微妙ですし、審査員のなり手がいるかどうかが気がかりですが、話題性はあると思いますし、前代未聞の面白いゲームになるでしょうね。
いかんせんデリカシーには欠けますが…
また、屋外でやらないと、臭気がこもって窒息する人やガス中毒者が出そうですね。
想像するだけで匂ってきそうです。

ともかく、こんな馬鹿馬鹿しい遊びを、江戸時代にやっていたとは驚きであり天晴れであります。
また、その様子を描いたのも素晴らしい限りです。

今日はそんな馬鹿馬鹿しい昔のお遊び(?)について。