虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

Xデイ

2015-03-24 08:51:42 | 社会
先日、地下鉄サリン事件から20年を迎えた。

あの事件の動機なども不明のまま、時が過ぎた。

被害に遭われた方々(遺族など)はやりきれない気持ちのまま、20年を過ごしてきた。
気の毒としか言いようがない。

この事件の首謀者であるオウムの麻原は、恐らく真実を語るつもりはないのだろう。
それは麻原の首謀者としての覚悟(決意)なのか、社会への諦めなのか、それとも自身の心神喪失などの理由で言えないのか、知るよしもない。

いずれにしても、何も明かされぬまま、刑を受けるつもりのようだ。
覚悟なら大したもんだが…。
刑を執行をする側も、このまま麻原を生かしていても仕方がないと考えたのか、初夏までに死刑執行を検討し始めたとの報がある。

関連の指名手配は皆逮捕され、どの被告も遠くないうちに何らかの判決が言い渡される運びである。

それを踏まえて、首謀者に対して、見せしめ的に刑に処すつもりなんだとか。
一説に、Xデイは5月16日とも言われている。

現政権としては、決断できる姿勢を国民に示したいようで、その点でも有益と判断しつつあるという。
またオウムの残党(アーレフなど)に対する抑止力を誇示したい思惑もあるようだ。

あのオウムなる教団は最終的にテロ組織へ変容し、日本初の化学テロを引き起こした。
宗教を盾に社会制圧を目論んだ奴らが、社会に不安と恐怖を植え付け、あの段階での終焉を迎えた。

テロとの対決姿勢を打ち出す安倍政権なら、さっさと象徴を処刑しても不思議ではない。

さてどうなるのだろうか?5月16日なら、残り2ヶ月もないのだが…。