虹色仮面 通信

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刑事罰の適用を

2018-07-15 06:58:26 | スポーツ

京都新聞より。

 大津市の南郷中で、ソフトテニス部2年の男子生徒が部活動中に「校舎周囲を80周走れ」と顧問の教諭から指示され、途中で倒れて救急搬送されていたことが13日、同中や市教委への取材で分かった。生徒は熱中症と診断され、同中は「行き過ぎた指導だった」と謝罪した。

 同中と市教委によると、生徒は12日午後の部活動中、練習中にミスが目立ったことなどを理由に、30代の男性顧問から「校舎周囲を80周走ってこい」と命じられた。午後5時10分ごろ、生徒が倒れているのを校内で作業をしていた工事業者が見つけた。生徒は救急搬送され、その日の夜に退院し、13日は学校を休んで静養したという。

 生徒が走らされた校舎外周は1周約230メートルで、80周で18キロ超になる。生徒が倒れたのは9周目だったという。気象庁によると、大津市の12日午後5時の気温は30.1度だった。
 同中は、13日夜に保護者説明会を開き、経緯を説明した。平松靖之教頭は「行き過ぎた不適切な指導で、保護者におわびする。すでに顧問を指導した。今後は、安心した学校生活が送れるよう努めていく」とコメントした。<了>

「行き過ぎた指導」で済ませていいのか?場合によっては、生徒が亡くなってしまうことも考えられるだけに、刑事罰の適用も考えるべきなのではないか?

どうやら罰走が目的らしいが、この真夏(気温30度のとき)に「校舎の周りを80周走れ!」と指示したのは、常軌を逸しているし、スポーツ指導者、そして教育者として失格であるだけでなく、人間としての資質を問わなくてはならない。

顧問による横暴であり、パワハラでもある。いつまでこのようなことがニュースになるのだろうか?なんとも嘆かわしいのである。