毎日新聞より。
第73回NHK杯将棋トーナメントの決勝が17日、NHK・Eテレで放送され、佐々木勇気八段(29)が前回覇者の藤井聡太名人(21)を169手で破り、初優勝した。対局日は2月12日。
2022年度にタイトル戦以外の四つの「一般棋戦」を全て制覇する「グランドスラム」を成し遂げた藤井名人は、23年度も4棋戦全てで決勝に進出する強さを見せたが、優勝は将棋日本シリーズJTプロ公式戦だけとなった。
藤井名人の23年度勝率は8割4分9厘(45勝8敗)となり、防衛に王手をかけている棋王戦五番勝負以外に年度内の対局がないため、中原誠十六世名人(76)の持つ年度最高勝率(47勝8敗の8割5分5厘)更新の可能性がなくなった。
NHK杯決勝は、前年と同じ顔合わせとなった。
振り駒で先手番となった佐々木八段が角換わりの戦型から事前研究していた手順に誘導し、一気に藤井名人の玉に迫った。
残り時間の差でも優位に立ったが、一瞬の緩みを突かれて反撃されて、一時は藤井名人に逆転を許した。
しかし、藤井名人が最後に決め手を逃し、佐々木八段が辛勝して雪辱を果たした。
「30連勝を止めた男」
佐々木八段は名人戦順位戦でA級に所属するトップ棋士で、17年に過去最多の公式戦29連勝中だった藤井名人に初黒星を付けたことで知られる。
終局後、佐々木八段は「優勝できるとは思っていなかったので涙が出るくらいうれしい。藤井さんを追い詰めることができたらと思って臨んだ。藤井さんに勝っての優勝はかなり自信になるし、これからもしっかりした将棋を指さなくてはいけない」と喜びを語った。
藤井名人は「終盤は判断がつかないことが多かった。次回は一局でも多く勝てるようにしたい」と巻き返しを期した。
藤井名人は23年度、糸谷哲郎八段(35)に勝って将棋日本シリーズを連覇したが、銀河戦で丸山忠久九段(53)、朝日杯将棋オープン戦で永瀬拓矢九段(31)にそれぞれ苦杯を喫し、準優勝となった。<了>
藤井名人に勝てば、それだけでニュースになる。
それだけ藤井名人が偉大ということだ。
スポーツでも何でも勝率が8割を超えるってホントに凄いことですよ!
ここまで(過去最多の公式戦)29連勝していたことをもっと讃えるべきじゃないのか?
私はそう思います。
藤井名人はあの若さで、すでに「生ける伝説」なんだよなぁ。
今回勝った佐々木八段は、今後は藤井名人の好敵手になってくるかな?
期待しています。
第73回NHK杯将棋トーナメントの決勝が17日、NHK・Eテレで放送され、佐々木勇気八段(29)が前回覇者の藤井聡太名人(21)を169手で破り、初優勝した。対局日は2月12日。
2022年度にタイトル戦以外の四つの「一般棋戦」を全て制覇する「グランドスラム」を成し遂げた藤井名人は、23年度も4棋戦全てで決勝に進出する強さを見せたが、優勝は将棋日本シリーズJTプロ公式戦だけとなった。
藤井名人の23年度勝率は8割4分9厘(45勝8敗)となり、防衛に王手をかけている棋王戦五番勝負以外に年度内の対局がないため、中原誠十六世名人(76)の持つ年度最高勝率(47勝8敗の8割5分5厘)更新の可能性がなくなった。
NHK杯決勝は、前年と同じ顔合わせとなった。
振り駒で先手番となった佐々木八段が角換わりの戦型から事前研究していた手順に誘導し、一気に藤井名人の玉に迫った。
残り時間の差でも優位に立ったが、一瞬の緩みを突かれて反撃されて、一時は藤井名人に逆転を許した。
しかし、藤井名人が最後に決め手を逃し、佐々木八段が辛勝して雪辱を果たした。
「30連勝を止めた男」
佐々木八段は名人戦順位戦でA級に所属するトップ棋士で、17年に過去最多の公式戦29連勝中だった藤井名人に初黒星を付けたことで知られる。
終局後、佐々木八段は「優勝できるとは思っていなかったので涙が出るくらいうれしい。藤井さんを追い詰めることができたらと思って臨んだ。藤井さんに勝っての優勝はかなり自信になるし、これからもしっかりした将棋を指さなくてはいけない」と喜びを語った。
藤井名人は「終盤は判断がつかないことが多かった。次回は一局でも多く勝てるようにしたい」と巻き返しを期した。
藤井名人は23年度、糸谷哲郎八段(35)に勝って将棋日本シリーズを連覇したが、銀河戦で丸山忠久九段(53)、朝日杯将棋オープン戦で永瀬拓矢九段(31)にそれぞれ苦杯を喫し、準優勝となった。<了>
藤井名人に勝てば、それだけでニュースになる。
それだけ藤井名人が偉大ということだ。
スポーツでも何でも勝率が8割を超えるってホントに凄いことですよ!
ここまで(過去最多の公式戦)29連勝していたことをもっと讃えるべきじゃないのか?
私はそう思います。
藤井名人はあの若さで、すでに「生ける伝説」なんだよなぁ。
今回勝った佐々木八段は、今後は藤井名人の好敵手になってくるかな?
期待しています。