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Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

ハーブでお掃除

2010-12-07 23:55:53 | 暮らし



先日作っておいたセージを水で煮だしただけのハーブ液。

いったい何の作用があるのかよくわからないのですが、

布に少し液をとり

強化硝子のレンジフードを拭いたら

油汚れがさっととれてしまいました。

重層をひとつまみ入れたものと二種類作っています。


すっきりした硝子のフードの上に

洗剤のボトルもインテリアとしてディスプレーしてみました。





わが家の業務用冷蔵庫。

やはりセージのハーブ液で表面の汚れを落としてから

仕上げにアルコールでサッと拭いて。

気持ちがいいです。





窓サッシのレール部分は

新聞紙を折りたたんで角を使って汚れを落とします。

水を含ませて拭き取ります。

新聞紙は窓を磨くのにも使います。

窓に付着する汚れは空気中の油だったりするそうです。

新聞紙のインクがいいらしく、

驚くほど汚れをキャッチしてくれます。

上から乾いた布で仕上げるだけです。





冷蔵庫の食材も一掃することに。

お掃除の休憩に小腹が空きました。


野菜の端きれなど残っているものを使ってミネストローネスープ。

昨夜のニョッキを少し取っておいてよかった。





オレンジ色のレンズ豆を入れ

サフランも入れたらすごくぜいたくな香りになりました。


今日は半日、お掃除になってしまいました。

最近デスクに座って仕事をしていても

アイデアが出て来なかったり、

何か落ち着かなかったり、

あれどこだっけ?と探し物をしたり。


古いものを捨て去ったからでしょうか、

新しい空気を取り入れられそうな

そんな気分になりました。


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フエ・カセーロ  Fuet Casero

2010-12-06 22:57:36 | 



フエ・カセーロ。

スペインのカタルーニャ地方のサラミです。

ピレネー山脈の風で乾燥させたとか。


カタルーニャ地方のサラミなら

バゲットにフレッシュトマトを刷り込むパン・コン・トマテに載せて食べるのもいいですね。





以前ご紹介したソシースセッシュに比べると

熟成感はちょっとお若めな感じ。

食感を楽しみたいのでランダムな不揃いのそぎ切りにします。


「白カビをとって食べる」とお店のPOPに書かれていたのですが、

せっかくの白カビを取るのはちょっともったいなく感じてしまい

そのまま食べてみました。

私はすごく美味しく感じたのですが。


購入したのはソシースセッシュと同じくKISSYOさんです。

お酒がメインですが、食もセレクトされている楽しいお店です。





今日のディナーはニョッキに。

お庭で摘んだフェンネルを生地に混ぜ込みました。





なんかお腹がすいて急いでいたせいか

大きいのと小さいの。





今日は生クリームを少しだけ使いました。

画像がちょっと暗いのですが、

フェンネルの香りがいい本当に美味しいニョッキでした。





フェンネルには利尿、発汗作用で老廃物を外に出してくれることから

ダイエットにもいいハーブということのようです。


先週のgoo週末レシピでもアボカドソースのニョッキをご紹介しています。

ニョッキはパスタを捏ねるよりも簡単です。

こちらも簡単なのでもしよろしければ作ってみてください。

お好みのソースでいろいろアレンジしてみてください。


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ハーブでお掃除の準備

2010-12-05 21:15:43 | 暮らし



冬庭でハーブを摘みました。

フェンネル、セージ、ローズマリー、タイム、ミント、レモンバーム。

フェンネルは食用です。

後はお掃除用ハーブです。





ローズマリーを少量の水で煮出してローズマリー液を作ります。





ローズマリー液が冷めたら地球にやさしい洗剤をほんの少しプラスして食器洗いに。

ローズマリー液にオレンジXという洗剤を少しプラスすると香りのいいミルク色に。

これは油汚れもすっきりです。

洗いたてはハーブの香りも心地よいです。


野菜ジュースが入っていた小さなボトルです。

半分にカットして削ってサイズ調整したコルクを使用しています。

可愛い瓶はお家でリサイクルです。

キッチンに置くと和みます。





ミントとレモンバームを煮だしたものに重層を混ぜてペーストを作りました。

これは研磨剤代わりでキッチンシンクや洗面のベイスンを磨くのに使います。

ローズマリーもそうですがミントには殺菌効果もあるので

水回りの清潔にしておきたいところにはとてもいいですね。

ハーブ液は色が染まるので白い素材や表面コーティングされていない素材には向きません。





他には防虫効果のあるセージを煮だしたものもあります。

ハーブの効能を知るのも正しいのですが、

何といってもお掃除している本人がそのアロマで癒されることが一番。

お掃除が楽しくなるコツです。


年末はハーブの香りでお掃除。

準備完了です。


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修道院の食卓 

2010-12-04 19:30:10 | 丘の上の自宅教室


先日本屋さんで見つけました。

修道院の食卓?

修道院ではワインも造られていますから、

お食事とかすごく気になります。


食の戒律についても触れています。

宗教によって食の戒律は様々ですね。

ちょっと昔の機内での仕事を思い出しました。


国際線の機内にはスペシャルミールというのがあります。

ヒンズー、モスレム、ベジタリアン、ストリクトベジタリアン、

コーシャー、ダイアベティック・・・etc 限りなくあるのです。

予約段階でリクエストできます。


このミールが数種類搭載される路線では、

機内のギャレー(キッチン)は戦場と化します。

ミールを搭載する空港ですでに内容が間違っていたりするので

新人のCAが機内で再度、中にバター、チーズ、その他を確認をしたりするのです。


機内は白いターバンのお客様がズラ~。

お食事前のアラーの神へのお祈り。


余談ですが、機内のトイレでターバンを洗ったらしく

ブルーレット(昔の機内)で染まったブルーのターバンだったりするらしいです。

(これは私はまだ見たことがないのですが)


こちらの搭載チェックがあまく間違ってお出ししてしまったことがありました。

私がお客様の席へ伺った時にはすでに涙目で、

食べてしまったことを内緒にしてくれと手を握ってきたり。

「Sure,sir! It's our seacret! す、すまん」

すごい路線があるのです。


それぞれ世界の食の戒律と歴史を勉強すればするほど

食文化に驚かされます。


修道院の食の戒律も厳しそうですが。

面白いレシピがあったので作りました。





ノネンフェルスヒェン「修道女の屁」というお菓子です。

たぶんこれは修道女のおなら「ペ・ドゥ・ノンヌ」のことかな?

シュー皮の生地を油で揚げてお砂糖をまぶしたものです。


私の知っている「ペ・ドゥ・ノンヌ」のお話は

修道女がシュークリームを作っていた時に

おならをしちゃって

びっくりした修道女は油の中にシュー生地を落としてしまったところから

この名がついたと言われています。


この本のなかでは違う解釈で

まだゆるいお菓子の生地を気づかずに油に入れたところ、

怪しげな「シュー」という音を立てた。それを聞いた司教が面白がって

この名をつけたとか。


事実がわからないまま謎っていいですね。

最近はすぐに謎を解決してしまうのでつまらない。

謎はなぞのままがいい。


しばらくこの修道院の食卓にはまりそうです。



修道院の食卓(修道院ライブラリー)
ガブリエラ・ヘルペル
創元社



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おもてなし

2010-12-02 22:52:45 | ふと思うこと



michiaでいつも戴くハーブティ。

ちょこんと置いてくださるティーカップ。

センスがいいのはもちろんのことだけど、

もうひとつ、

いつも思うことがあります。


michicaを訪れるいろんな方の為のティーカップだけど、

この時間、ここに置いて頂くこのティーカップは

確かに私の為だけに出して戴くお茶という

「おもてなし」を感じて戴いています。


「おもてなし」は余計なものを何も添える必要が無い「心」のことだとしたら

ティーカップに注がれたハーブティを通して

受け取る側もその美味しい時間に感謝を奏でる。

それがお茶の世界でいう「卒意」ということでしょうか。


余計なものを何も持たない人は本当のおもてなしができるのだと思います。

これは経験値がないとだめです。


若い時、ボディコンでチャラチャラ揺れていたアクセサリーは

年月とともに一つずつ、ひとつずつ取れていく。

おばあちゃんになって、

全て取れた時に出逢えた自分をみて

女性として生まれてきて良かったなあって思えたら

素敵に歳を重ねた自分を褒めてあげていいんじゃないかなって思います。


私にいつかそんな日がやってきたら

大切な仲間におもてなしをするのは

シンプルな塩むすび。


ヨボヨボのおばあちゃんにはなりたくないので、

「塩を買い忘れちゃったあ~、ちくと~待っててね~」って

スキップしながら出かけるの。 


最高の夢。 


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