日曜日の夜、
我が家の玄関のドアチャイムが2度鳴る・・・
こんな時間(深夜)に誰?
私も 息子も 目覚めたものの、
あまりの恐怖に身をひそめ、過ぎ去るのを待つ。
この恐怖体験を書こうとして、
玄関のピンポン(または、ピンポーン)という俗名、
わかりやすい言葉ではあるが、
あまりの緊張感のなさに 正式名称を調べる。
呼び鈴。ドアチャイム。玄関チャイム。コールチャイム。
確かに、正式ではあるけれど、
「ピンポン鳴らして」とか
「ピンポンが鳴って誰かと思ったら・・・」
日常語として地位を確立しているこの擬音語の方がしっくりきて、
「チンする」(電子レンジ)同様、
その普及率の高さ(正式名称越え)を思う。
別室で眠る主人に助けを求めたいが、
主人のところに行くには、玄関の前の廊下を通らねばならず、
そこは、人を感知してライトがついてしまうシステム。
事件発生時、息子とふたりじっと身をひそめていたが、
ほとぼりがさった朝、
主人に深夜のベルについて心当たりを問う。
「この時期、町会費の徴収ではないか?」
・・・ピンポーン(正解)。