息子が小学校5年生なので、
図書館に「小学5年生」(重松清著)を借りに行くと、
(また) なくて(笑)
「きよしこ」を借りる。(初・重松清)
主人公・少年きよしの視点で、
その心のうちを聞きながら
何度も 何度も 泣きそうになる。
「北風ビュー太」は、抑えきれず 泣いてしまう。
いい先生に出会えてよかったね・・・
物語は、小学校一年生、三年生、五年、六年、
中学二年(高校二年)、中学三年、高校三年(受験)
の章立て。
一貫して感じる きよしのやさしさ。
言いたいことが言えなくても
ちゃんと感じているきよし。
読み始め、言いたいことが言えなくて
悔しがる きよしの克服を願ったが、
いつの間にか克服の重要性が後退し、
きよしの幸せを願わずにはいられない。
学生時代を思い出し、
クラスにいたあの子は今どうしているかな・・・と。