何を削って、何を足したか。
経費とサービスのバランスを考え、
旅館の工夫を見るのが、面白い。
旅館のスリッパ。
以前から安っぽく見え、
せっかくの抗菌作業も報われないと思っていたが、
畳や絨毯使用にし、何もはかずに歩けるように。
夕食のお品書き。
思い出の品にもなるが、
人数分ご用意いただいても
食事中、汚してしまって
結局持ち帰れないことが多かった。
立派なお品書きを一枚に、
手書きで宛名を添えるだけで
ネームプレートにも手厚いサービスにもなる。
何かを減らす時は、自分だけではなく、
必ず、相手の利を考える。
そうでないと
受け入れてもらえないことを痛感しているから・・・
熟慮の結果の工夫が、
領域違えど、
共感できて、好感が持てる。