第1358話 リッツカールトン沖縄

2016年10月18日 03時22分01秒 | 泊まる(ホテル・旅館)

新婚旅行に行っていない我が夫婦。

結婚して10年目がちょうど土日にあたる偶然を利用して沖縄へ1泊2日。

大切な記念日を過ごす場所として選んだ ホテル ザ・リッツ・カールトン沖縄。

 

期待に胸を膨らませたチェックイン。

テーブルの上をちょこまかと這うアリ。

リゾートホテルにありがちな虫侵入問題に対し、

不快に思うことはなかったが、

ご対応くださったホテルスタッフ(女性)が館内説明しながら

人差し指でアリを殺そうと試みられ、(2度とも失敗)

館内説明(用紙)の上にのったアリを振り払った!

(先ほどまでアリがいた)  その用紙を手渡されるという衝撃・・・

しかも、ひざまづいての説明途中、痒かったのか(無意識に)膝をかく・・・

非日常を味わいにきて 彼女の日常を垣間見るシーンに驚愕。

10周年の記念日当日に利用したにもかかわらず、

「本日は結婚記念10周年とお伺いしております。おめでとうございます」と

だけ?

結婚記念日という宿泊者の嘘かまことかどうかわからない自己申告に対し

とりあえず一言添えておこう的な言い方にひっかかりを覚える。

毎回 色々な記念日利用でたくさんのゲストがお越しであろうが、

台詞には、初々しいくらいの驚きと感動(感謝)を添える方がよい。

もしも私なら・・・

「本日は結婚記念10周年ですか?! おめでとうございます!

そんな大切な記念日にご利用いただきまして ありがとうございます!!」

はじける笑顔と共に 少々大げさにさせていただく(笑)

 

夕食は、ホテルでコース料理を利用。

予定時間を少し越える形で伺ったにもかかわらず、

レストラン前のソファーで待つよう指示あり。

待つ間、「何これ、17:30に予約入ってる!」

女性スタッフの大きな声が漏れ聞こえたのち、

「お待たせいたしました」とよそ行きの声でご対応出されても

地声をきいたあと。 これが評価の高いリッツとは・・・

 

記念日の利用である。気をとりなおして今後に期待。

コース最初の前菜にハッピーアニバーサリー的な何かあるのかな~

なかった。

コース最後のデザートに何かあるのかな~

なかった。

残るは、家族で記念撮影、チェックアウト時にプレゼント? も

なかった。

 (今回より安い) 他の旅館やホテルで

お祝い用の赤飯やデザート皿にハッピーアニバーサリーのチョコ文字など

ささやかながらもお気持ちをいただいた過去の幸せを振り返る。

事前予約なのに宿泊者情報と連携していないのか

「おめでとうございます」の一言もなし。

チェックイン時のあのあっさりした一言だけとは・・・

言葉に経費はかからないのに・・・残念である。

 

ハード(施設)がよくても ソフト(サービス)で曇る。

他の日、他の人なら違うと言われるかもしれないが、

一期一会、

この日、私にとって がすべてだから・・・

たったひとりの対応がホテルの、会社のイメージになる怖さを感じると同時に、

会社にとって

ひとりひとりが かけがえのない大切な存在であるともいえることを思う。

 

※ 宿泊当時の出来事なので、たまたま なのかもしれない。

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第1357話 そんなもの

2016年10月17日 20時10分28秒 | 子育て・「おママごと」

前話の末文、

ハイテンションに「始まり~、始まり~」などと言っていた2日前が、

既に懐かしさ漂う 遠い過去・・・

期待すればするほど、そうでなかった時の がっくり感は否めない。

 

この気持ちは「遠足」に似ている。

息子の秋の遠足、行き先は中央卸売市場。

「今日の遠足、楽しかった?」問うた私に

「遠足って普通、楽しいものやろ? それが、めっちゃ生臭かってん」

目に涙をため、怒りにふるえている息子。(そんなに?・笑)

遠足は、行く前日の夜(準備)が一番ワクワクしたことを思い出す。(そんなもの)

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第1356話 結婚式当日の朝

2016年10月15日 06時00分00秒 | Weblog

10年前の今日、結婚式をあげた。

 

人によっては、入籍、結婚式、披露宴と違う日に実施し、

それぞれに記念日を設けてらっしゃる方もいるであろうが、

後年 主人に思い出していただけるよう すべてを一日に凝縮。

日曜日の朝一番に入籍を済ませ、単身ホテルに向かった。

 

あれから10年・・・偶然、土曜日となった結婚記念日。

新婚旅行にも行っていない我々。

10年目の週末記念日をどう過ごそうか・・・始まり、始まり~。

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第1355話 和装ウェディング

2016年10月14日 02時27分07秒 | Weblog

久しぶりに人にメイクを施していただく。

撮影の照明で飛ぶ?ため

眉も頬紅も濃いめに入れないといけないらしく、

化粧っ気のない顔にどんどん色が足されていく・・・

 

着てみて、色打掛の重さに驚く。

友人がどれほどの重みに耐え、笑顔で立っていたのかわかる。

着付が終わり、大奥の世界に足を踏み入れた私。

(基本コスプレ好きなのでテンションあがる)

 

撮影シーンごとに 裾を作りこんでいく。

立ち、座り、正座、あの美しき末広がりは、山折り谷折り、重石あり。

足の角度に手の角度、定められた型に身体をあわせていくこと約1時間、

興味もやる気もない男どもが「もう、まだ?(早く終われ)」オーラを放つ。

 

「私、この顔で梅田歩いてたん?」

自宅マンション エレベーターの鏡にうつる自分の姿にぎょっとする。

撮影終了後は帰宅を急ぐあまり化粧も落とさずそのまま帰ったのだが、

色打掛を着ていたからこそとれていたバランスが私服ではとれない。

さっきまで新婦様と言われていたのに・・・これじゃあ夜のお仕事帰りだ(笑)

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第1354話 和装婚(衣装選び)

2016年10月13日 06時00分00秒 | Weblog

(前話の流れから)

そして、迎えた撮影当日。

新郎と言われるパパより1時間半前にスタジオ入り。

選んでいなかった衣装選びから。

 

「気になるものがあればお伝えください」と言うので、

指すと(新作)、プラス10万円だと言う・・・

うっかり忘れていたが、ウェディング業界は加算式。

後ろ髪惹かれるものの そこは主婦、

「プラン内の衣装はどれですか?」と自分の好みをぐっとこらえる。 

 

すっかり忘れていたが、無料のものはしょぼい・・・

そんな私の気持ちを見透かすように

「小物はいかがなさいますか?」 次のステージに誘導される。

そうだった、そうだった。

ドレスを選んだ時もティアラやネックレス・イヤリングと次々に・・・

ウェディングビジネスのおそるべし加算方式に天井なきことを思い出す。

 

だが、私はあの頃の私ではない。

私がこだわった式場、会場のじゅうたん、テーブルクロス、あれやこれや

私好みにこだわった先にある

ゲストはまったく気にもとめない、覚えていないという事実。

そんなにこだわらなくていい、

こだわらなくてもいいのだが・・・

色打掛で追加料金を払わなかった分、小物で少しアレンジさせていただくとして

半襟、懐剣、扇子でプラス1万円(税抜)。(これくらいならいいだろう)

昔も今も衣装合わせに冷や汗はつきものである。

 

 

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第1353話 フォトウェディング

2016年10月12日 06時00分00秒 | Weblog

結婚10周年を目前に控え・・・

 

10年前、結婚式をあげる折から決めていた、節目婚。

披露宴で和装と洋装を行うと、どうしてもゲストとの時間が少なくなる。

そこで、10年前の私は離席時間の短い洋装、

チャペル式にてウェディングドレス、お色直しにカクテルドレスを選択、

白無垢と色打掛は10年後に着よう、10年後に着るため、

なるべく老けずに生きよう(笑) あの時誓ったことを実現できる今年。

 

ウェディングフォトスタジオを訪ねる。

久しぶりに「新婦様」と呼ばれる。

この歳になって新婦様扱いも気がひけるので

結婚して10年の節目に和装を考えていることを告げ、

新婦ではないことを伝えたが、ここではそう呼ぶのだという。

最初はロケーションフォトで調べていたが、

新郎(パパ)がきっと第三者の視線を嫌がるだろうから

最終、スタジオ撮影に決定。

息子も一緒の家族写真でもあるから長時間撮影は厳しい。

衣装は1点、今回は白無垢を諦め、色打掛を選択。

どの色打掛にするか?

昔は衣装選びに幾度となく式場に足を運んだが・・・

10年の時を経て

衣装は時の運、あえて選ばず、撮影日当日にあるものにする。

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第1352話 京都るり渓GRAX

2016年10月11日 06時00分00秒 | 泊まる(ホテル・旅館)

白く可愛い三角形のグランピングテント。

家族3人でこんな大きなテントを立派に張り、

中にダブルベットを2台設置するなど不可能・・・

この快適空間が嬉しいグランピング。

 

喜び勇んでテントの中に入ると暑い。

京都のるり渓は都心に近い分標高が高くない、

晴れた日の午後のテント内はそれなりに暑いのでベストシーズンは秋?

 

「キャンプマスター」目指してスタンプラリー(子ども限定のイベント)がある。

センターハウスに夕食用器具・食材の受け取りにいくのだが、

受け取り、返却等お手伝いごとにスタンプを押せるので

息子が積極的にお手伝いをしてくれ、働き者に(笑)

ビーフステーキ、ポークステーキ、チキンレッグ、

チーズ、マシュマロ、チョコレート、フランスパンは

サイトごとに分けられたものをいただく。

夕食用食材(野菜)は、好きなものを選んで小袋に入れていく形式なのだが、

おしゃれなマルシェ配置にテンションあがる。 ここで注意すべきは、

そんなテンションがあがった状態で野菜を選ぶと作る段階で取り忘れに気づく

という致命的ミス(我が家は取り忘れた)。

受け取り前に、どの食材をどれだけ取ろうか あらかじめ考え、

お買い物リストならぬ食材リストを作るべし。

 

立派なバーベキューグリルとマニュアルはあるが、

初めてのキャンパーにとっては難しい。

うまく火を起こせなく・・・ても、大丈夫。

ちゃんと係の方が見回り、レクチャーしてくださる。

途中、野生の親子シカが現れ、息子大喜び。

大自然の中、自分たちで調理したものを食べる楽しさと美味しさにお腹いっぱい。

夕食後、器具の返却と朝食用器具の受け取り。

キャンプマスター目指して息子がセンターハウスに走ってくれる。

なんて素晴らしきキャンプマスターシステム。

 

お風呂は、歩いて3分 るり渓温泉へ。

GRAX宿泊者は、大人500円、子ども250円にて2日間利用可能に。

温泉だけでなく、室内プールもあり、水着を着用していれば、

家族3人で露天風呂にも入ることができる。

バスタオルもタオルも水着も水泳キャップも貸していただけ、

まんがルームまである。

 

2日目は雨。

晴れと雨。両方の天候を経験して思ったが、

眠る時は靴を屋根のあるところ、または、室内に置こう(笑)

あまりにも初歩的であるが、テントには鍵がない。

我が家は、車が金庫代わりに。何も起こらないと思うが、

アウトドアでは必要以上のものを持って行かない方がいいな と。

 

朝食のホットサンドの食材は、カフェガーデンズに取りに行く。

サラダブッフェで新鮮な野菜にお好きなドレッシングをかけて。

野菜ジュース(ひとり一杯まで)とホットコーヒーをいただける。

フレッシュジュースもプリンも無添加ジャムも美味しいこと・・・

息子はすべてのスタンプを集め、キャンプマスター認定証と缶バッチをいただく。

 

チェックアウト。

グランピングもいいけれど、毎回夕朝食メニューも同じじゃな・・・

という声を察知してか、

パエリア、ビーフシチュー、カレーとご予約メニューの告知あり。次回へとつなぐ。

じゃあ、行こうと思っても週末は満室御礼のグランピングテント。

 

我が家にしては流行りものに手を出した感ありのグランピング。

とにかくいちいちおしゃれだった・・・

ちょっとハイソなアウトドア、京都るい渓グランピングレポート。

ご参考になりましたら幸いです。

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第1351話 グランピング

2016年10月10日 06時00分00秒 | 泊まる(ホテル・旅館)

ついに我が家も・・・グランピング、しちゃいました。(ピ~ス)

 グランピングとは?

グラマラスとキャンピングをかけあわせた造語で、

ホテルや宿泊施設がお膳立てしてくれるキャンプなので

テントを張るわずらわしさなく、気軽に贅沢なキャンプを楽しめる

というもの。

 

テントの中には、リビングセット、冷凍冷蔵庫、電気ポット、扇風機、

何よりダブルベットが嬉しい。

パパがベットも枕も高くないと眠れない人だから

家族キャンプできず、息子を単身サマーキャンプに送り出したが、

このダブルベット設置型テントの出現により、

我が家の初・キャンプが可能に・・・ありがたきグランピング。

テントの外は、焚き火台、バーベキューグリル、ダイニングセット、ハンモック、

ママも日焼けを気にしなくていい 日よけタープが嬉しい。

夕・朝食用食材・調理用具は、現地受け取り式。

火の起こし方から調理方法まで ハウツー冊子 が用意されており、

初心者でも手ぶらで、完璧なアウトドア体験ができる。

 

大自然の力か

家でお手伝いしない息子がキャンプ場では率先して働いてくれた

懐かしき非日常空間。 目を閉じると思い出す・・・

いちいちおしゃれ な 京都るり渓GRAX での一泊二日の詳細は明日につづく。

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第1350話 あやしい彼女

2016年10月09日 11時00分13秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

映画「あやしい彼女」は、

73歳のおばあちゃんが20歳に若返る、人生やり直しストーリー。

 

女性の失われた時を求めて願望(アンチエイジング)が叶った

主人公・カツに羨望のまなざし。

セツという名で新たな人生を謳歌するカツに 笑える前半、

生んだ我が子、育てた孫の存在に 揺れる後半、

母という女の自己犠牲人生に涙せずにはいられない。

 

劇中歌の「悲しくてやりきれない」に涙があふれ出し、

「見上げてごらん夜の星を」で号泣。

傷ついていないツルツルの心より苦労を重ね・・・

陰影生まれた心のひだに 昭和歌謡が沁みる。

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第1349話 パディントン

2016年10月08日 06時00分00秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

UFOキャッチャーでゲットした ふわふわプーさん(ぬいぐるみ)。

怒りに震える息子に「このプーさん、ぎゅっとして」と渡す。

「どう? やさしい気持ちになるやろ?」

「ママ、今日ストレスたまってる?」息子が問う。

「これ、抱きしめたら?」とプーさん(人形)を渡してくれる。

やわらかきものは、人をやさしい気持ちにさせる。

 

癒されるクマと言えば、映画「パディントン」

ふわふわの愛らしさに笑って、泣いて、やさしい気持ち。

人間関係に疲れた時は、話せるクマが効く。 

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