いきなり見慣れないものが、ある日突然現れたらビックリします!!これも母屋の
おばあちゃんの鉢の一つ。「ウラシマソウや!」そう、ウラシマソウとはわかった
けど問題は≪なんでここにあるのか?≫≪昨年はなかったのに≫≪これを鉢植えで
鑑賞する気?≫です。数日前にはこんなものは出ていなかった・・・雨が多かった
せいと、そのあと気温が高かったせいかも。それにしても地上にでた仏炎苞(ぶつ
えんほう)のストライプが涼しげでなんともいえません。そしてなんともいえない
のがこれを鉢植えにしたおばあちゃんの心境です。これはあまり庭物にはそぐわな
い。種ではなくイモでしょうねサトイモ科っていうからは、成長したらウラシマソ
ウということをわかって植えたなら、私に教えてくれているはず。おばあちゃんに
聞くと、どうやら山歩き友達がくれたそうでまた山で引いてきたんだ・・。別の意
味でヤマアラシ(山荒らし)ですぅ。
これが後ろ姿、根元を見てください。別名マムシグサともいわれるように模様が
マムシ、この辺ではハビと呼ばれる毒蛇の模様に似ています。本で調べるとストラ
イプがもっと毒々しい紫色になっています、庭を調べていたらもう一鉢みつけまし
たが二本、よくまぁこれを植えたもんですなぁ。
色からしてミミガタテンナンショウのようです。
鶴の頭のような感じだけど、やっぱり不気味さが印象的。ウラシマソウって名前
も浦島太郎の釣り舟に見立てた和名とか、メルヘンチックな名前をもちながら、
ムラサキケマン同様毒を持っているそうな、危ないあぶない。ミミガタテンナンシ
ョウとは、仏炎苞の広がったところが耳の形に似ているからだそうだ。
※yukiさんがマムシグサと教えてくれました。ありがとうございます。題名を変更
しました。