土曜日、こげの散歩も終盤に入った場所で野鳥観察の人に出会った。昨年はたしか、付近
一帯で「あの双眼鏡を持ってじっとこっちを見ている人たちはいったい誰?なに?」という
不安といろんな憶測が老人はじめ私も思ったのだけど、誰かが訊ねたら野鳥観察をしている
人たちだとわかりなんとなくホッとしたのだ・・・けど、ときたま声も録音しているらしく
おとうさんはこげの鈴が邪魔になると気をつかって、コースを変えたりしたそうだ。
鳥居の前で車をとめ、大きな三脚を据え小さな椅子を置きレンズもすんげ~長いのを地面
に置いて、その人は「こんにちは」と頭を下げたので、こんにちはと返したのだが、会話の
まえに聞きなれない鳥が 高い声で鳴いてお宮近くの山に飛んでいった。その人は持ってい
た紙に何やら書き込んだあと、私に挨拶をしたので「いまのはなんなんですか?」と聞いて
みたら即座に「アオゲラです」と教えてくれた。
アオゲラ
私が思い切って声をかけたのは、昨年も同じような光景になり怪しい人たちのようにブログ
に書いたら、野鳥観察をしている熊本のabarazemiさんがコメントをくれたことがあり、
観察している人は話しかけたら答えてくれそうな感じがしたので、実行したのだ。というか
もうこの歳になると少々ぶりっこしても正体はバレテルでしょ。疑問は解いておきたいもん
「アオゲラ・・」「胸にガラがあって緑色して、頭が赤い、キツツキの仲間なんです」
めちゃ、丁寧に教えてくれます。「知らんわぁ」「知りませんか」と残念そう。こげが先を
急ぐのでその場は去ったのだけど、同じ場所に戻ってきたらまだ居たので疑問をぶつけた。
「あのぅ、テッペンカケタカって鳴くのは?」
「ホトトギスです」即答だ。
「ホトトギス、あ、ね」
「もうすぐ鳴きますね」
「いえ、もう鳴いていたんです今朝。」
「もう鳴いてるんですか?5月から6月ごろ鳴きますね」
この時、ちのとはもう一つ気になる鳴き声も教えて欲しかったんだけど、鳴き声を忘れた。
肝心の鳴き声を忘れたのでは聞けないので、「あのぅ、すずめは犬の毛、巣にします?」
「します。梳いた毛を置いておくと持って行きます。ほかには草なんかも使います。おみく
じをひくヤマガラも使います・・」
「おみくじを引く?」想像してみた・・鳥がおみくじの筒から一本引き抜くのか?
ヤマガラ
「ふ~ん。」
「ヤマガラは電柱の横になった板の穴に巣を作ることもあり、獣毛が入っていますね。あと
イソヒヨも使う・・かな」
「イソヒヨね。そうかぁ。」
「イソヒヨ増えましたね。十年前には海にしかいなかったのにかなり奥まできています。」
「そうそう、昔は見たことなかったのに。毎朝 奇麗なのはオスですね」「はい」
「相手がみつからないのか、朝から甲高い声で鳴いています。ありがとうございます」
「また、夏ごろまで月に一度は観察にきます。」
「また聞いていいですか?」
「はい、聞いてください。この犬、変わった色の毛ですね。僕は犬が好きなので・・」
こげもわかっているのか、しゃがんだその人の胸におしりを持っていき背中を撫でて。。と
いうポーズだ。
なんかすごく勉強したような感じだ。abarazemiさんのいうように聞けばなんでも答えて
くれました。それも即答で。鳴き声でも姿でも鳥のことはわかるらしい。今思ったのだけど
大事な観察中だったのだ・・・仕事の邪魔をしてしまったようで申し訳ありません。
一帯で「あの双眼鏡を持ってじっとこっちを見ている人たちはいったい誰?なに?」という
不安といろんな憶測が老人はじめ私も思ったのだけど、誰かが訊ねたら野鳥観察をしている
人たちだとわかりなんとなくホッとしたのだ・・・けど、ときたま声も録音しているらしく
おとうさんはこげの鈴が邪魔になると気をつかって、コースを変えたりしたそうだ。
鳥居の前で車をとめ、大きな三脚を据え小さな椅子を置きレンズもすんげ~長いのを地面
に置いて、その人は「こんにちは」と頭を下げたので、こんにちはと返したのだが、会話の
まえに聞きなれない鳥が 高い声で鳴いてお宮近くの山に飛んでいった。その人は持ってい
た紙に何やら書き込んだあと、私に挨拶をしたので「いまのはなんなんですか?」と聞いて
みたら即座に「アオゲラです」と教えてくれた。
アオゲラ
私が思い切って声をかけたのは、昨年も同じような光景になり怪しい人たちのようにブログ
に書いたら、野鳥観察をしている熊本のabarazemiさんがコメントをくれたことがあり、
観察している人は話しかけたら答えてくれそうな感じがしたので、実行したのだ。というか
もうこの歳になると少々ぶりっこしても正体はバレテルでしょ。疑問は解いておきたいもん
「アオゲラ・・」「胸にガラがあって緑色して、頭が赤い、キツツキの仲間なんです」
めちゃ、丁寧に教えてくれます。「知らんわぁ」「知りませんか」と残念そう。こげが先を
急ぐのでその場は去ったのだけど、同じ場所に戻ってきたらまだ居たので疑問をぶつけた。
「あのぅ、テッペンカケタカって鳴くのは?」
「ホトトギスです」即答だ。
「ホトトギス、あ、ね」
「もうすぐ鳴きますね」
「いえ、もう鳴いていたんです今朝。」
「もう鳴いてるんですか?5月から6月ごろ鳴きますね」
この時、ちのとはもう一つ気になる鳴き声も教えて欲しかったんだけど、鳴き声を忘れた。
肝心の鳴き声を忘れたのでは聞けないので、「あのぅ、すずめは犬の毛、巣にします?」
「します。梳いた毛を置いておくと持って行きます。ほかには草なんかも使います。おみく
じをひくヤマガラも使います・・」
「おみくじを引く?」想像してみた・・鳥がおみくじの筒から一本引き抜くのか?
ヤマガラ
「ふ~ん。」
「ヤマガラは電柱の横になった板の穴に巣を作ることもあり、獣毛が入っていますね。あと
イソヒヨも使う・・かな」
「イソヒヨね。そうかぁ。」
「イソヒヨ増えましたね。十年前には海にしかいなかったのにかなり奥まできています。」
「そうそう、昔は見たことなかったのに。毎朝 奇麗なのはオスですね」「はい」
「相手がみつからないのか、朝から甲高い声で鳴いています。ありがとうございます」
「また、夏ごろまで月に一度は観察にきます。」
「また聞いていいですか?」
「はい、聞いてください。この犬、変わった色の毛ですね。僕は犬が好きなので・・」
こげもわかっているのか、しゃがんだその人の胸におしりを持っていき背中を撫でて。。と
いうポーズだ。
なんかすごく勉強したような感じだ。abarazemiさんのいうように聞けばなんでも答えて
くれました。それも即答で。鳴き声でも姿でも鳥のことはわかるらしい。今思ったのだけど
大事な観察中だったのだ・・・仕事の邪魔をしてしまったようで申し訳ありません。