5日に町内姫にあるホームセンター・コメリに行きました。おばあちゃんが山歩きで引いて
きた山野草を植える土がないっていうので。お店の中での買い物を終え外で展示販売をして
いる花や苗物を見て、目的の山野草の土、赤玉土、鹿沼土をカートに乗せて何気なくお店の
ほうをみたら、店内が真っ暗です。「見てみ、中、真っ暗やわ。停電みたい」と私は秘かに
カメラで写真を撮ったのですが、別段店内は慌てるような気配はないし早く復旧すればいい
のに・・・と思ったのですが。おばあちゃんの土と私の花苗をカートに乗せ外のレジにむか
うと先客が支払いを済ませたあとでだれも並んでいません。着いた頃は駐車場には車も少な
かったのにお客さんも増えてきています。そこで問題が生じるとは・・・。
レジの女性が「すみません、電気が来てないのでちょっとお待ちください」というので
こっちもすぐ復旧するだろう、こんな大きなお店だもんと思っていたのだ。後ろにはトマト
苗1ポット持ったおばあさんと孫娘。お店から若い男性店員が手に小さい機械を持って走っ
てきました。どうやらそれでバーコードを読み取って、金額を表示させレジ機計算するつも
りのようですが、レジ機は依然反応なし、レジの女性も眼鏡を持ち出しバーコードに赤外線
を当てるのですが機械が読み取れません。男性店員が慌てて携帯か店員同士の電話のような
もので「外の電源、切れたままです!中は?え?まだ点いてない?」私が後ろを振り向くと
なんと一気に行列ができてます。もう5分くらいたったのかトマトのおばあさんは「遅くな
ったら車で待ってるおじいさんが怒ってくる」と孫娘に言い、振り向いた私を睨んでくるで
はないですか。さっきまでニコニコしてたのに。その後ろもそのまた後ろも、まるで私が
そそうをしてレジ機が不具合になったように思っているような、そんな感じ。
おいおい、店の中見てみろよ~、停電してんだろ!と内心思ったのだけどその時初めて気が
ついたのだ。いまや、どこでもバーコード読み取り式のレジだ。レジのお姉さんが打ち込む
よりは、買い物量が多い時は早いけどこれはこれで大変やっかいなことなんじゃない?
お店はどうやら店内のレジも外のレジも販売データは一括して コンピュータ化して本社か
本部、または店内のコンピューターに送られてるのよね。そしたら、この日のように停電し
たら、バーコードは読み取れず、金額だけの支払いもできないのだ。私なんかこの行列みた
時点で電卓で合計金額してくれたらいいのに、機転が利かないのね!と一瞬思ったのだけど
レジ係りは値札が貼られていないから値段がわからない。すべてバーコードで品物・数量・
金額を印字・データ化されてんだ。あげくのはては「この赤玉土、いくらでした?」と聞く
ではないか。そんなん覚えてないよ、レジが止まるなんざお姉さん、知っていたの?
伸びる行列にレジの女性は紙に商品名と数を書きかけた時に、レジ機に電気が戻ったようで
なんとか支払を済ませたけど。車に戻っても腹の虫がおさまらないのは私だ。
「私がレジを壊したって思ってるんやわ」一言、店員が行列にむけて「すみません、急な
停電でレジが止まってます」くらい言ってくれよ。停電を知らずに並んでいた人の中には
家に帰って家族に「コメリでどんくさい女がいて、レジで待たされた」なんて憤慨していた
んじゃないかな、別の意味で憤慨したのは私なんだけど。ここまで書いてふと、次男君、
コンビニでバイトしてるけど、こんな時慌てふためいたりしてないかしら?マニュアルある
のかしら?もう4日も経ってから思いついたのんきな母でした。
いやいや、都会で大停電起こったら大変やな~。ところで何が原因だったのかな。ぼんくら
さんとこも停電したのかな・・・。釣り中だったか・・・。