Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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山口の先生の論文・・・

2006-01-29 00:43:16 | 娘の脛骨欠損治療の経過
山口の先生が送ってくれた論文、一つは日本語で一つは英語。
しかも・・英語の方が詳しく書いてあるっぽい・・・読まなければ・・・
しかたがないので、Wordに入力して、infoseek翻訳サービスの力を借りて・・・あとは何とか訳してみた。何とか意味はわかったかな?たぶん?

まあ、要するに・・・
両足の先天性完全欠損症の治療は膝離断が一般的だが(これが前提で始まる)・・・、通常ならば膝離断した場合に断端部分をカバーしてくれる筋肉まで形成不全なことが多く、断端荷重部が小さく尖った形になりがちなため、断端の合併症を起こしやすいらしくて・・・
それを防ぐための方法をやってみたらしくて、その成功例について書いてある。(村田さんですね。)

説明すると・・・難しいけれど・・・
下腿腓骨を中枢側から数㎝で骨切りした後で後脛骨動脈及び脛骨神経を足底部分まで剥離温存して、足底部分の有茎皮弁で新たな荷重部分となる部分を覆ってしまうというもの・・・
まあ、つまりは、足の裏の皮を工夫して血管や神経を生かしたままで断端部に移植するというもの。
そんなこと出来るんだねえ・・・
断端荷重設置面積が増えるし、足の裏の皮は強いし、立体認知能力にも優れているから歩行獲得に有利なんだそうな。
うーむ・・・難しい。
義足無し歩行を家とかでしても、少々無茶しても断端部分が強いってことだよね。
それって・・・とっても大事だよなあ・・・
離断術ってそれが一番デリケートな問題で、一生抱えて行かなきゃいけないものだものねえ・・

うーーーーーーー
やっぱり、今のスケジュールでは無理だからあきらめようでは・・・すまないなあ・・・

・・・・ということで・・・
真剣に検討することは私の中で決定。
主治医の先生と話してから・・・また考えます。

詳しく書きすぎたので、一応出典をかいときます。
いや・・・頭を使って頭が痛い・・・・

出典
From Ogori Daiichi General Hospital, Yamaguti, Japan.
Hiroshi Fujii, MD; Kazuteru Doi, MD; and Amresh S. Baliarsing, MCh.
(Reprinted from Clinical Orthopaedics and Related Research Vol.403, October 2002)
Copyright 2002 by Lippincott Williams & Wikins

下腿短断端切断と足底皮弁による両側先天性脛骨完全欠損症の治療経験
藤井裕之、藤真太郎、土井一輝
中部整災誌 2001;44:61-2




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