組織内提言の難しさ
合気道合宿で、一人の先生が話し始めたのをきっかけに
飲みながら、話をしていたんだけど
組織内提言って難しいよね。
例えばさ、ある組織があって
長い間その組織で頑張ってきている人達がいて
そこに新たに入った人が、新しい風を、新しい提言をしようとする時、とても難しい
人により 方法も違うし、それにより結果も変わるけど
本来は、管理的な立場の人達が、そうした声を上手に拾い集めながら、全体を誘導していくべきなんだろうなぁ
現実はただ、そうはいかず
管理的な立場の人達が あてにならない中で、どうやって外様の立場で 古参の方々に気持ちを伝えて行くのか
そう言う話をしていた。
その話のあとに
合気道の先生が、合気道教室への想いを話されはじめ、
「本当はこうあるべきだと思う」という強い想いを感じたので
「それを実現すべく、動いてみてはどうですか?」という話をしてみた。
私自身もむすめを預ける身
私も先生からみれば生徒
本来ならば運営に口を挟むべきではない。
でもさ、せっかくの機会
先生とさしで話をしていて、先生の想いを教えていただけたから、素直にそれに対して想いを返してみた。
それが良くなかった。
先生は今の状況について、他にどうしようもないと考えつくされていながら、その状況を打破できずに苦しんでいたわけで
それに安易に、外様で生徒の立場で意見することなど 望んでいなかったようだ。
先生はなんだか、気を悪くされたようだった。
悪気はなく、組織のことを真剣に考えている同士でも こうしたすれ違いがおきる。
先生とはそのあとに すれ違いがあったことも含めてお互いに 理解しあえたが、やはり組織内提言の難しさをあらためて思い知らされた気分である。
まぁ
たしかに
そんなことしなければいい
でもさ、せっかく自分が今いる組織
少しでもいろんな意味でよくできたらいいじゃない。(^^;;
それを諦めたとき、改善はなりをひそめ、組織の風通しは悪くなり腐敗する。
公務員には非常にありがちなこと。
だからこそ
このテーマは避けて通れない。
難しくても諦めてはいけないと思うのである。