「誰でも初めは力無きもの」
ある曲のフレーズ
当たり前なんだけれど
改めて
命を削る経験を経て、悩み苦しんだ過程を経て、いつのまにか強くなる。
昨日の自分よりは強くなったように思えるようになる。
力は、欲しい時には手に入らなくて
力無き自覚の中で足掻いたものが、あとから得ていくものなのかもしれない。
そんなことを考えた。
五十歳を過ぎて、最近ようやく、自分との折り合いがついてきた。
今のままでいいと、心から思えるようになってきた。
力を得たわけではないけれど。
今の自分を否定しなくても、よくなりつつある。
ありがたい。
ありがたい。
ありがたい。