秋の田

2005年09月15日 | Weblog

  秋の田のかりほの庵のとまをあらみわがころもでは露にぬれつゝ
 
                            天智天皇
 
 《補》
   秋の田のそばにある仮の小屋はつくりが雑なので(番をしている)
   私の服が露でぬれてしまう

   かりほ = 仮庵(かりいお(ほ)→かりほ)
   かりほ = 刈り穂
       両説あり


こんな要領で

2005年09月15日 | Weblog

粉砕するときに飛び散りますので、こんな風に段ボール箱の中で粉砕します。箱がちいさくて、ハンマーを振りにくい時には、上から力を入れて落としながらつぶします。

本当は石の臼が欲しいです。石の臼があればシジミの貝殻も粉砕しやすいのですが。

貝殻は彼らのカルシウムの補給です。貝殻をやらないと殻のないプニョプニョの卵ができます。


栗の粉砕

2005年09月15日 | Weblog

特別な道具はないので、このようなもので粉砕します。金床(かなとこ)には鉄の下駄があったので、重宝しています。

砕いてやれば中が食べやすくなります。粉砕しないと鶏はただの物質としか見なしませんので、一切食べるということはしません。

適当に粉砕してやれば、あとは彼らがつっついて食べます。食べることしか用事がないので、暇にまかせて食べています。


くず栗

2005年09月15日 | Weblog

栗はたくさんの等外品がでます。クズの栗です。大きいのにもったいない。

虫に喰われたもの、ひとりでに腐ったもの、小さいもの、形は立派なのに鬼皮が割れてしまったもの、などなどです。

虫にくわれたものでもはっきりと分かるのは選別し易いのですが、ちょっと喰われただけで変色していないものは見落としてしまいがちです。鬼皮がくろずんでいるものは中が腐敗しかかっていたり、真っ黒になっているものもあります。鬼皮が割れるのは中身が育ちすぎているものです。

どのくらいの割合でこういうものが出るか、記録したことはありませんが、おそらく1割くらいはでています。

落ちた実はすべて拾ってきて、選別します。くずの栗は程度の良い物は食べます。食べきれなかったり、程度のわるいものは粉砕して鶏の餌にします。もっとひどいのはイガと一緒に燃やします。

粉砕したり、燃やしたりすると害虫も一緒に駆除します。しかし、拾う前に羽化して蛾になってしまうものも多いです。羽化してしまったものは来年の栗に害を与えます。殺虫剤を散布しないので、間違いなく害虫になります。