鶏小屋の掃除

2005年09月28日 | Weblog

 

ずいぶんほったらかしにしていたものですから、今日は鶏小屋の掃除を思い切ってしました。それには鶏が邪魔になりますから、全部外に出してやりました。彼らは特に黒い烏骨鶏の方は奥の方に入れておきましたので、なかなか出られません。外が何であるか分からないようです。

 

それで、そっとそっと追い立ててやっと全部を外に出して、じっくりとなかを掃除しました。ずいぶん色々な物が積もりつもっていたものですから、鶏糞と餌の食べ残しとかなどが2輪車に2台分もありました。それは畑に持っていってばらまき、午後になってからトラクターでうないこんでしまいました。そこはエシャレットやニンニクなどを近々植えるつもりでいます。

鶏たちは、ほぼ一日あちこちをかき立てて突っついていました。黒の鶏は臆病で、最後まで隊を崩さなかったですね。それに対して白の方は私に付いてくるものがいたり、一匹だけかなり小屋から離れたところに探検に行くものやら、あちこち散らばっていました。

 なかなか良い風景です。これがいつも放し飼いが出来ればもっとよいのですが、それが出来ないのが誠に残念。でも、久しぶりに秋晴れのもとで日本の原風景の一つが見られたような良い日でした。鶏があちこちで遊んでいて、猫が縁側でまるくなり、犬が庭を駆け回る風景が好きです。

 

 


くず栗を煮て食べる

2005年09月28日 | Weblog

 

                     イガも燃料に

小さなものだの、虫食いだの、おに皮が破れたのだのと、くず栗がけっこうでるものです。どちらも等外品になりますので、処分しなければなりません。と言っても、どう処理したらよいかが問題です。いちばん簡単なのは何も考えずに焚き火にくべてしまうとか、穴を掘って埋めてしまうことです。

しかし、食べ物はそうは簡単に捨てられないのが戦後育ちの悲しい性格。いろいろと考えてきましたが、たいていは煮て食べることにしています。それでも、めずらしいものでもなくなれば、煮たって食べないことが多いものです。

それで、今年からは残りは一部を除いて、金槌でたたきつぶして鶏にやっています。粉砕しますので、固い組織が破れるので彼らにも食べやすく、えさ代の節約に役立っています。えさ代と言っても、たかだか一ヶ月に3袋で、金額にすれば3,000円かかるかかからないかですので、ほんのたばこ銭くらいで済むのですが、食べ物の納得の行く処分には精神衛生上は大いにためになっています。

それでも、粒の大きなもので皮だけ裂けたものは、鶏にばかりやってしまうのももったいないので、昨日は茹でることにしました。そういう理由で等外品になったって、栗は栗ですので、おいしさには変わりのないもの。それで携帯かまどを持ち出してきて、端材を燃料におよそ一時間。仕事をしながらやりました。

時間をたっぷりかけてゆであげて、おに皮をむきやすくするために、しばらく熱湯に浸したままにして置いた結果、渋皮もなかなか剥きやすくなりました。中身はばらつきがありますが、固めで黄色い粒にあたると、それはそれはおいしいですね。

 

              かなり食べちゃってからの写真ですけど、、、

燃費はゼロ。仕事の合間に燃料をくべにくればよかったので時間のロスもほとんどゼロ。    と言うことで、気持ちよくおいしいものが出来ました。ああ、秋の味覚。楽しいネ。