山の木は、私が切ると危ないことになりそうなのが何本かありましたので、専門の人に伐採を頼みました。私は勉強になりますので、助手を務めました。さすが専門家は違います。どの方向に重力が働くかの読みが私とは全く違うことが何度もありました。
仕事が進むように、私はチルホールのてこを動かし、彼がチェーンソーで切るという分業でやりました。伐採の途中で彼のノコギリが油切れの場合には、すぐに私のノコギリを使い、なるべく時間のロスを少なくしてやりました。嬉しかったのは、私のノコギリがすごく切れるとほめられたことです。ちょっと自信が持てましたね。
これはクヌギ。けっこう太かったので、倒れる時の音はすごかったです。
木を倒し、その上にまた木を倒し、その上にまたまた木を倒し、木が幾重にも重なってしまいました。さて、これをどうしようと思っていたら、檜が何本かあるので、それをもらいにくると言うのです。その際にユンボを持ってきて運び出すので、そのついでにだいたい整理してしまうとのこと。それは大助かり。
手前にあったので、まずクヌギが倒されました。
それが終わるころに、ホダギ(シイタケの原木)を作ろうとおもっています。桜とナラもありましたので、今回もシイタケだけでなく、ナメコも菌を入れてみようと思っています。
クヌギを倒した上に杉、そしてヒノキとサワラがつぎつぎ倒され、層をつくることになりました。これはまだ途中の段階。この上にまたまた切り倒された木が重なりました。一番下のクヌギは上に乗った木の重さのために、時折ボキボキと枝の折れる音がしていました。
暗くなって、よく見えなくなるくらいまでやっていってくれました。いやーすごい人です。なにせ昼休みもなくやってくれましたから。もちろん、午後のお茶など休もうとしませんでした。
切り残した木はまだ半分残っています。それは私がやることになります。しかし、危ないところは終わったので、あとは大丈夫だと思います。この冬は、これ以上は出来ないと思いますので、どうせ材木にしないのですから、春から夏にかけて切るか、あるいは次の冬になってからでもやりましょう。