節 分

2006年02月04日 | Weblog

昨日は節分でした。今日から、春のはずなのですが、実際は旧暦では1月7日ですから、まだまだ寒いのはあたりまえです。暦は、世界の規格にあわせても、昔からの暦が時々もちだされ、季節の行事として生き残っているはどうしてなのでしょうか。

またもう一つ、節分は年に4回あり、土用も本当は節分とセットで4回あるのですが、節分はどういうわけか春の節分が生き残り、土用は夏の土用が生き残ったことは面白い現象です。

暑中お見舞いはもちろんありますが、寒中お見舞いというのも、あまりポピュラーではありませんが、いちおうはあります。また、「残暑お見舞いもうしあげます」などと言う葉書をもらうことがありますが、「残寒お見舞い申し上げます」もあるのでしょうか。まだ一度ももらったことがありません。あるかどうかも分からないので、出したこともありません。

さてその節分ですが、昨日は自分で作った大豆を炒って豆まきをしました。家内が「まだかなまだかな?」とフライパンを見つめながら炒ってくれました。家中香ばしい臭いが広がって、香りのセラピーとなりました。

家内は一応は福豆を買ってきましたが、食べてみるととても固いのですが、自分の豆の方がずっと美味しかったのにはびっくりしました。福豆の製法は違いますので、味は違っても当然ですが、とにかく自分の豆の味は良かったですね。甘みが少し感じられ、飲み物ではないのですが、言ってみれば「こく」のようなものが感じられました。

こういうことがあると、自分で作物を作ってよかったという、一つの喜びを強く感じるものです。春のおとずれが楽しみです。