春はまだか

2006年02月28日 | Weblog


「まだかなー。」と春を待っている人は多いと思います。春はいいですね。でも、別れの季節でもありますね。卒業、転勤、退職、それに伴う引っ越しで、近所とのお別れなどなど、ちょっと寂しい季節でもあります。

わが家の春はまだかなと思って、家の周りを見て回っているのですが、一昨日の梅のつぼみ同様にまだちょっと早いみたいです。

    

         新芽の出る前    〈 コシアブラ 〉     葉のついているとき

コシアブラという雑木がありますが、これの若芽はタラと同様に食べられます。芽のでる時期もほぼ同じです。この木はけっこう大木になります。タラもなりますが、まれです。タラはあまり香りはしませんが、コシアブラは少し緑の香りがします。コシアブラはタラのように痛いとげがありません。木肌はウルシのようです、しかしウルシは木肌はやや赤みがかり、芽も赤っぽいです。コシアブラは緑っぽい木肌と新芽は緑です。よく知らない人は、ウルシの新芽をたくさんとってしまって、後日かゆくって医者に行くことになります。

部屋のすぐ前にあるシャクナゲもつぼみが大きくなってきています。しかし、葉はまだ冬の葉ですね。てかてかする葉ではありませんが、それでもちょっとつやが足りない。


畑のイチゴは? マルチにしてありますが、葉は露出していますので、だいぶ寒さで外側の葉は枯れています。でも芯に近いところはみずみずしい緑になってきました。先日、美味しい実がなってくれることを願って、自家製の液肥を薄めてかけてやりました。この時期ちょっと気を付けないと、肥料が強いと枯れてしまう心配もありますから、雨の前をねらってやってみました。

これが、甘~~~い実をたくさんつけると、食べきれなくてジュースにしたり、ジャムにしたり、おいしくてこたえられないんですよ。作らない手はない。

今日は冬に逆戻りです。寒い。午後か夜には雨になるとか。その後はポカポカ陽気になるといいですね。


《蛇足》
  
     陽気というのは、暖かいことを意味する「陽」という漢字を使っています
     が、季節に関しては「時候」、「季節」という意味だそうです。しかし「寒
     い陽気」と言えるでしょうかね。かなり疑問です。そもそも「陽」ですから、
     あたたかさを表すので、寒い時には快い気分にもならなくて「寒気」で
     しょうか。