与謝蕪村の講座

2006年06月20日 | Weblog

朝からやることの多い日でした。8時に近くに住んでいる従兄弟が来て、近くの神社に行きました。来年、私の町内が御神輿の出る祭の当番にあたるので、くじ引きを行い当番の家を決めるというのです。当番の家を頭屋(当屋)と言います。今までに当番に当たった家は除くので、当番帳を見たいから立ち会ってくれと言うので、つきあいました。

          

帰ってくると植木屋さんが来ています。今日は通路の舗装をする日です。この暑いのに大変です。一日かかりましたが、まだ少し残っているので、それは明日ということになりました。この舗装が終わり、門扉ができると完了です。扉と言いますが、アコーディオン式のものが良いかなと思っています。ここは閉ざして、通常は通行せず、新しい通路を使う予定です。

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植木屋さんにあいさつをしただけで、間もなく出かけました。以前からの予定です。今日は短大に行って公開講座を受ける予定です。題目は「与謝蕪村の作品を楽しむ 動物たち」です。与謝蕪村は動物を多く句に詠んでいるとか。なかなか面白そうです。

まず、簡単な与謝蕪村について説明がありました。彼の生まれた地は不明だとか。また彼がどういう生まれなのかも分からないとか。いくつか説があるようですが、証拠となるものがないとか。

     ひとつ教わった句をご紹介します。

              秋のくれ 仏に化る 狸かな

蕪村が結城(茨城県)というところに住んでいたとき、夜になるとドンドンと戸をたたく音がするが出てみると誰もいない。どうもそれは狸の仕業ということが判明。その後、近所の人が、その狸をしとめてしまったとか。狸は蕪村に好意を寄せて、遊びにでも来ていたのかもしれないと思い、あとで供養をしてやったとか。それで、狸は死んだので仏になったわけなので、変化したということで化けたということに。

          

いろいろな動物が読まれた句が紹介されて、説明がありました。なるほど面白いものですねぇ。そう言えば昔は、狸とか狐はあちこちにいくらでもいましたからね。狢(むじな)なんていう架空の動物まで徘徊していたようです。どうして蕪村は動物をたくさん句に詠んだのでしょうか。アニミズムなのだろうかということでした。

女性の先生で、時間が来てもまだまだ話し足りないと思っているようで、ずいぶんサービス精神に富んだ講座でした。また、こういう講座を聴きたいものです。

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新ジャガです。わが家のではなくて、隣からもらいました。わが家のは未だです。やはり新ジャガはおいしいですね。隣はプロの農家ですから、とてもかないません。もっとも競争しているつもりはありませんが。よく、そのノウハウを聞くことがありますね。

              

小麦は、もう少しです。あと一週間たてば刈れるだろうかと思っています。スズメからの被害はゼロです。どの穂もたくさん実をつけています。

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