今朝は強い雨の音と暑さで目が覚めました。それから午前中いっぱいは台風かと思われるくらい降っていました。それにあったかさ。雷がいくつも鳴りました。空は鬼のかく乱です。
今は12月なのですが。師走と言ったって、何も天気までそんなにあわただしくしなくったって良いのに。
午後、晴れてから歩きました。まだ風が強くて、落ち葉が舞っていました。畑一面に落とされたこの葉が駆けまわっています。見事でした。
午後は入道雲のような盛り上がった雲が。でもさすが夏ではないので、これ以上は高くはなりませんでした。気力が感じられません。
裏庭を掃除していたら、ユリの茎があったので、片付けようと引っ張ったら土が柔らかくて、球根もついてきました。せっかくですから、煮てもらいましょう。ほろ苦さが懐かしいです。
なんでも、山ユリは植えかえると病気になりやすく、良い花が咲きにくいとか。どうせなら、木と違ってすぐに育ちますから、良い花を見たけりゃ種を蒔いてしまった方が良いようです。「 奥さんの歩く姿は百合の花 」 なんてね。この場合、奥さんというのは皆さんの奥さんですからね。
わが家の紅葉もなかなかなものじゃ
黒犬を 提灯にする 雪のみち 誹風柳多留
廃 句
柿はあと いくつあるかと 妻に聞き
柿食えば 子規漱石を 思ひ出し
選挙カー 来るたび犬は 興奮し 甲高い声にコーフン
国会を 見るたび世の中 いやになり
これがまあ 大人か国の 代表か
世の中は 年増女の 厚化粧
嵐など あったのかなと 思う午後