小雨決行ウォーキング

2012年02月07日 | Weblog


 降り始めたら二日続きの雨になりました。気温は少し高めなのでしょうか、幸い雪にはなりませんでした。

 

 雪は風情があるのですが、あとがたいへんですから、やっぱり降って欲しくありません。子どもの頃はずいぶん降って、郵便屋さんは自転車のタイヤのところに雪がいっぱいに詰まってしまって難儀していたのを覚えています。田舎道の鎮守の杜の近くの細い道で、浅い切り通しなのですが、両側の畑と同じくらいに雪が積もって平になっていたなんてことも覚えていますね。

 

 田んぼにもよく氷が張って、下駄を履いていって、まず刈り取りの株のツンツン出た部分を下駄の歯でガリガリ削り取り、それからスケートをよくやりました。スケート靴などありませんから、下駄で滑るわけです。

 スケート靴どころか、長靴さえ無かったです。低学年のころは足袋でと下駄で登校ですから、2kmも歩くうちに足袋に雪がしみ込み、これがまたものすごく冷たい、というより痛いくらいになりましたね。

 上の写真は、二三日前の強い風で母屋の軒下に吹き寄せられた木の葉です。掃いてもはいてもここは吹きだまりになって木の葉がたまります。

          

 よく、水戸芸術館で演奏をしていた加藤知子と言う人のバイオリン・ソロのCDです。ものすごく上手で、すごいなあと聞くたびに思います。ときどき聞いて楽しんでいます。イザイという人の音楽です。

 若い頃は、楽器一つの演奏なんて地味で嫌いだったのですが、あるときからじっくりと聞くのにいいなと思うようになりました。オーケストラも良し、小編成のも良し、それぞれに味があって幅広く聞ける分だけ得をしているような気がします。

 「 嫌いだ 」 と決めつけずに心を空しくして、そのとおりに受け入れることが良いことかなと思います。ひとつ世界が広がります。人に対してもそうですね。一つ発見。この喜びは大きいです。

 

 こどもたちは元気ですよ。この下にもいるのですが、外に出て遊べる年としては最低の年齢のようです。やっぱり動物が好きで、見えないところにいるのに 「コロちゃ~~~~~ん」 と呼びますので、つれて行って見せてやることがあります。先日は猫を抱いていったら、声も力がありテンションも高いので、猫は驚いて逃げていってしまいました。

 この子たちは、先日の 「 はっぴょうかい 」 では、誰も泣かずによく返事ができて歌も歌えました。
 

   灰 句

      雨ならばそのようにまた過ごしたり
      良く聞くが短気は損気そうですね
      小っちゃな子見るたび心が洗われて
      雨小やみその合間にサッとウォーキング
      またひとり世界一位が生まれけり          今度はバレエとか