せっかくの良い日なのに、風が邪魔なんですよね。冷たくてやや強い風。売り出しの、あのいくつものカラフルな幟旗が激しくなびいていました。昔から 「 月に叢雲 花に風 」 と言ってあいにくなものの例えになっていますが、春の先駆けの暖かい日差しを邪魔する冷たい風は無慈悲な風です。
こんな所で、ゆっくりと昼寝が出来るほど暖かくなってくれると良いのですけどね。
種は飛んでいったようです。この春、どこかで小っちゃな芽をだすか、それとも鳥に食べられてしまったか。百合の発芽はたしか双葉ではなくて、一枚の葉だったと思います。
やっぱり暖かいお日様が恋しいのでしょうか。それとも洗濯物を乾かすスペースが欲しいのか、住み始めたけれどサン・ルームもイイネと思ったのでしょうね。作っているところです。その向こうでは新築の家。内装工事中です。
ここに来て、どんどん家の新築が始まりました。団塊の世代が、どんどん退職をしているせいでしょうか。新築の家は、若い家庭と年寄りの家庭と二つのタイプに分かれるようです。退職した私のある友達は、便利なところに住んでいますが、これから収入が年金だけになると、、毎年百数十万ずつの家賃を出していくのはつらいということで、新らしく家を建てて。いま引っ越しの最中です。
今なら建てるお金は出せる。時期を逸すると出しにくくなるとか、あるいはおっくうになってしまうかも。というような、お金の都合や、気持ちのことなどいろいろと考えるのでしょうね。
廃 句
デパ地下を 見て回るほど 腹が減り 全部を食い尽くしたい
チョコ団子 ケーキに天ぷら 寿司うなぎ
良い日なり ゆっくり降下 札幌便
百合の種 みんなどこまで 行ったやら
これでまあ あの地震さえ なかったら ため息